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死んだら良いところに行ける?!

こんにちは、トクです。本日もお読み頂きありがとうございます。

今日は、若い頃にある人から言われた言葉を思い出したので、その事を書いてみたいと思います。

仕事でお邪魔した家で

私は、今は介護士ですが、元々は市役所の職員として33年間働いていました。もっとも33年間のうち元気で、まともに働けたのは半分位の期間ですが・・・。

33歳の時にパワハラにより、うつ病を発症してからは家族や周りの人達に迷惑をかけどうしで、休職と復職を何回も繰り返しました。

ところで、今から35年前の25歳の時のことです。私は市民課から課税課に異動になりました。課税課では建物の固定資産税の算定をする仕事につきました。

その職場での出来事です。建物の固定資産税を算定するために、建物を新築、増築した家にお邪魔してその建物の評価額を算定します。ちなみに地方税法では「建物」と言わず「家屋」と言います。

顔相を見られて

当時、私に仕事を教えてくれたのは3歳年上の先輩職員で、その人と二人一組で行動していました。その先輩職員とお邪魔した家でのことです。

たまたま、その家のご主人が顔相を見る方で、先輩職員に対して「あなたの言うことは信用できない。あなたはウソをつく人だ」と言い放ちました。理由は「口が曲がっている」からだそうです。

口が曲がっている人は良くウソをつくのだそうです。裏表がある人だとも言っていました。

確かにその先輩は、仕事上でお邪魔した家では、大変へりくだったものの言い方をしますが、一歩外に出ると「百姓が偉そうなこと言いやがって、何様のつもりだ!」とか言うことが良くありました。

ですから、そのご主人の言うこともあながち間違いではないのかなぁと感じました。

そのご主人は次に私の顔を見ると「そちらの若い方は徳の高い顔をしているなぁ。

死んだら良いところに行けるよ」と言いました。当時、25歳の私は、徳が高いと言われたことには悪い気はしませんでしたが、死んだら良いところに行けるよりも、生きている間に良い思いをしたいなぁと思いました。

別の記事に書きましたが、この頃は、まだ、お金が1番だと思っていた時期で、世の中で1番大事な物はお金だと思っていましたから。

ちなみに、私の名字には「徳」の字が入っています。そのご主人はそんなことは知りませんでしたが。ずっと忘れていたことですが、ふと思い出しました。

私も60歳になり、人生の折り返し地点を過ぎた年齢になりました。

生きてる間に良い思いをしたいという気持ちも、もちろんありますが、死んでから良いところに行けるのが楽しみな年齢にもなりました。

25歳の時には死後の世界なんて信じてはいませんでしたが、今では、死後の世界は確実にあると信じています。私は、死んだら本当に良いところに行けるのでしょうか。

良いところにとはどんなところなのでしょうか?生きてる間に、うつ病という地獄を味わったので、死んだら安らかな世界に行きたいと思っています。

天国と地獄があるのなら、天国の方に行きたいと思います。

今は苦しい毎日を送っていますが、死んだら良いところに行ける。

そう信じて、これからの毎日を過ごして行きたいと思います。生きている時間よりも死んでからの時間の方が長いと思っています。と言うか、死後の世界(本当の世界)には時間など無いと思いますが。

その長い時間、良いところに居れるのはありがたいことですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。



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トク
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