<知っておくべき>家庭における火事対策 第二十九回 ペットが引き起こす色々な火事
家庭での火事を予防するためのシリーズ第二十九回。
今回は「ペットが引き起こす色々な火事」の話です。
ペットを飼っている家庭ではペットが火事を引き起こさないかについては注意と予防をしておく必要があります。
色々なケースがあり、
・電源タップなど延長ケーブルのコンセントプラグにペットのおしっこが入ってしまい、サビによって内部の抵抗が増して発熱発火してしまう
(人のいない時におしっこをする場合もあり、延長ケーブルのコンセントプラグがおしっこ臭い場合はもうその延長ケーブルは絶対に使用しないように)
・ペットが電気コードをかじって内部の線を露出させてしまう
・ペットが繰り返し電気コードを踏む事による内部のショート
・スマホやモバイルバッテリーの上にペットが乗ったり、高いところから飛び降りた時に上に乗り、内部のバッテリーが圧迫されてショートして出火
・スマホやモバイルバッテリーを机の上に置いていたら、ペットが落として内部のバッテリーにダメージがいき出火(海外ではこのケースでの出火映像あり)
・ペットが台所のガスコンロのスイッチを入れて火事を起こす(IHコンロのボタンを押したりも)
・ペットが台所の炊飯器や旧式のコンロのガスのチューブをかじって穴を開け、ガス漏れを起こして爆発炎上
・ストーブを使っている部屋で干していた洗濯物がペットのせいでストーブ前に落ちて燃え出す。
・ストーブの前にペットが燃えやすい物を置いてしまう
など、色々なケースでペットが火事を引き起こす事もあります。
一つ一つ対策をして火事を予防しましょう。
また以下の動画も観ておくと良いでしょう。
家庭における火事対策シリーズの第一回目はこちら
自分の大切な物や家、自分や家族の命を守るために一回目から順番に読んでいきましょう。
<知っておくべき>家庭における火事対策 第一回 序章
次回「互換バッテリーや中古品が引き起こす火事」はこちらです。