<ゲームの売れ行きアップ方法>第60回:長くゲーム開発者であり続けるために
インディーゲーム開発者やパブリッシャー向けに「ゲームのクオリティアップや売れ行きを増やす方法」を解説していくシリーズ。
第60回は「長くゲーム開発者であり続けるために」です。
<ゲームの売れ行きアップ方法>第60回:長くゲーム開発者であり続けるために>
本シリーズで紹介してきた一つ一つの事にしっかり注意する事で、あなたが作っているインディーゲームや、パブリッシャーとしてリリース予定・リリース中の作品の売れ行きをもっと増やす事ができるでしょう。
一つの作品だけでなく今後出す作品でも売り上げアップになるので、是非参考にしてください。
「グラフィックが貧相で効果音もいまいちなゲーム」と「グラフィックもきちんと作って魅力的にし、効果音も気持ちいいゲーム」ではプレイ動画で見栄えが相当良くなり売れ行きは大幅に違ってきます。
もちろんグラフィックをきちんと作るにはそれなりのコストもかかりますが、売れ行きが増えた分でペイできるでしょう。
また、グラフィックは「力を入れなくても良い部分は手を抜く」みたいにしないと大幅なコスト増になるので注意してください。
背景をあまりにも書き込みすぎるインディーゲームやキャラのアニメーションが滑らかすぎる作品もわりとあります。
ゲーム開発は予算管理もきちんと行う必要があり、過剰な予算消費は開発費回収をより難しい物にしてしまいます。
良い作品を作ってくれるインディーゲームデベロッパーさん達にはいつまでもゲーム開発を続けて欲しいものですが、食べていけるほど売れていかないとそれも難しいです。
本シリーズがそういうデベロッパーさんやパブリッシャーさん達の助けになれば幸いです。
パブリッシャーさんの方で「内容的にずいぶんと参考になった」と思った方は、お付き合いのあるデベロッパーさん達にもこのシリーズ記事を読むようおすすめしてみてください。
そのデベロッパーさんが今後作るゲームの売れ行きに必ずプラスになるでしょうし、それによってパブリッシャーさんの得る利益も当然増えます。
数年かけてインディーゲームの売れ行きアップやクオリティアップの方法を描き溜めていた記事も今回の掲載分で最後となりました。
このシリーズはこれにて一旦終了となります。
また追記があった場合は記事を付け足す事があると思いますが。
今後はこれとはまた別のシリーズで他にも書き溜めていたゲーム制作関係の情報を少しずつ公開していくつもりです。
「ゲームの面白さとは?」をより深堀りしていくシリーズだったり、特定のジャンル向けに「こういう要素を追加したらゲームとして面白さが増したり、売れ行きを増やせる」だったり、私自身はもう作らないかもしれないゲームアイデアだったり。
このシリーズは私のnoteの「ゲームの売れ行きアップ方法」のマガジンで連載していました。
第1回から順番にお読みください。