〔詩〕 光る惑星
太陽さん いつも照らしてくれてありがとう
あなたがいるから今日も回れたよ
でもね 隕石が飛び交うと怖くなるの
永遠も絶対も、ないのね
いつかあなたが消えたとき
どうなるだろうか
どうしていこうか
太陽さん いつも頑張ってくれてありがとう
あなたのおかげで今日も生きてるよ
けどね そんなに輝かれると虚しくなるの
虚無感、劣等感なのかな
自分の光を綺麗と言えること
羨ましくて
私には無理で
恒星であれたら―
考えながら回って 回りながら忘れて 忘れたまま
とはいかなくて 幾度となく考える
惑うのも仕方ないね。
ビッグバンの先
恒星になれないなら 光る惑星になりたい
私が私を照らせるように
私の力で輝けるように
私が私を愛せるように
今日も回って今日も生きるよ
そして誰かを照らす 光る惑星になりたい