野菜セット定期便というつながり

MIKI FAMILY FARMマガジンvol．3

メンバーシップを開設して最初の1ヶ月目です。

屋号について、早速ですがマイナーチェンジと言うか少し修正します。

『MIKI FAMILY FARM』改め、『MIKI FARM』
シンプルにしました。

家族農業を大事にしたいという気持ちに変わりはないのですが、『FAMILY』と屋号につくと、例えば体験農園として畑を開放するにしても、ファミリー層に向けられたものだというイメージが自ずからついてしまいます。単に『MIKI FARM』としたほうがかえって開かれた農園という方向性にマッチしました。

小さな発信ですが実際に名乗ってみたことで「何か違う？」という発見ができたり、やはり表に出してみることで分かることが色々ありそうです。

『MIKI FAMILY FARM』改め『MIKI FARM』よろしくお願いいたします。

MIKI FARM開園に向けて必要なもの

さてこのマガジンでは少量多品目農園 MIKI FARM 開園に向けての道のりを発信しています。

MIKI FARMは多様な品目を栽培してお野菜セットを直販する、少量多品目農園です。
園主は目下、農家として独立していくための研修中で、南阿蘇村で同じく少量多品目農家を営んでおられる椛島農園にて実際の農作業に携わりながら日々学んでいます。

実際の営農開始に必要なこととしては就農計画、機材の準備に始まり、栽培管理スケジュールの組み立てや出荷調整作業の流れの明確化など様々ですが、中でも一番重要なのはお客様との関係作りかも知れません。

多品目栽培農家の強みは野菜のセット販売による直販ですが、当然ながら野菜セットを購入して下さるお客様がいないことにはこの強みは活きることがありません。

一般に少量多品目農家は野菜セットの定期便をメインに据えて販売しています。月に一度、決まった価格で野菜セットをご自宅までお届けする。生産者と消費者、お互いの信頼による太くて長いつながりがお野菜定期便です。

野菜セットは難しい？

この月に一度のお野菜セット、なかなか簡単に新規のお客様を得ることが難しいものです。
個々のお野菜を手にとって購入するのと違って、セットの内訳は農家次第、内容を選べません。その上、月に一度の定期便。

ご家族の食卓を支える、暮らしの一部となるような関係性って素敵なものだとは思うのですが、気軽にちょっと始めてみるということが難しくて、選んでいただくためにはそれだけの理由が必要だったりします。

もちろん私自身は、この”野菜セット直販”に大きな魅力を感じていて、購入してくださるお客様にも色々なメリットがあると考えて少量多品目農家を目指している訳ですが、それを一言で分かりやすくお伝えすることがなかなか難しい。
定期便にお誘いするだけでも高いハードルを感じてしまいます。

まずは一番簡単なところから

そこで「月に一度」という発想を止めて「年に一度」、あるいは「試しに一度だけ」。そういう形だったら気軽にお願いできるかな…と、まずはハードルを下げてみようと思い立ちました。

色々と考えた結果最終的に、お客様との関係性作りとして一番ハードルが低いこととして、『noteに書いた記事で”スキ”をクリックしてもらう』というところに行き着きました。
多少こちらが気恥かしい程度のことで、不特定多数の大勢の方に向けて、「まずは応援よろしくお願いいたします！」と、とにかく発信していくことからスタートしようということで、MIKI FARM MAGAZINEを始めることにしました。

小さな小さな試みですが、まずは”スキ”のワンクリックをお願いするところから。

どうぞよろしくお願いいたします。

メンバーシップご参加の皆様に向けて