見出し画像

本日の薪ストーブ料理

たまご料理で
なにが一番好きかと聞かれたら、

目玉焼き、と答える。

油は少なめで蒸し焼きにして、
黄身はちょい半熟、
白身はしっかり
火が通っているのがいい。

白身の端が
カリカリだったならば
なおいい。

アツアツの目玉焼きに
醤油をたらり、
これまたアツアツの
ご飯に乗っけて食べるのだ。


本日のたまごは
スペシャルなたまご。
長崎の〈山の鶏鳴舎〉さんのたまご。
yamanokeimeisya
右が〈あずさ〉という品種の
鶏のたまご、
左が庭先養鶏のたまご。

平飼いで、
大工さんと共に
家族みんなで作り上げた鶏舎で育ち、
鶏たちがたべるものは、
人となりが分かる
身近な人から仕入れたものを
与えているのだそう。

こだわっている、というよりも、
とても軽やかで
自然な感じがしていい。

〈山の鶏鳴舎〉さんは
写真家の繁延あづささん@azusashigenobu の
ご家族が(ご本人も)
営む養鶏所で、
先日、
雲仙のタネト@taneto_unzen で
待ち合わせて、
鶏たちのごはんにと、
我が家の小粒のお米をお預けしたら、
思いがけず
たまごをいただいたのだ。


タネトに出荷されても
すぐなくなってしまうのだそう。
そんな貴重なたまごを
繁延さんのハグとともに
いただいて、
宝物を分けてもらった
心持ちで
帰路につく。


かわいい
ゴム板ハンコが押された
ケースの中には、
殻の色が
不揃いで
かわいいたまご達がずらり。

割った殻の中からは
ぐん!と
盛り上がった
黄身と白身が
とろーりと登場。

「わ〜〜〜!」

なんかもう、
既に、美味しい。

目玉焼きは
臭みがまったくなく、
白身の弾力がものすごくて
でもするっと身体にはいる、
清々しい美味しさ。


このスペシャルな
目玉焼きを想って、
明日も
ストーブに薪をくべるのだ。

わたしの大半は食欲でできている、
のかも、しれない。

御馳走さまでした。

いいなと思ったら応援しよう!