FF16を快適プレイするためのPS5発熱対策テクニック!
『ファイナルファンタジー16』をプレイ中にPS5がオーバーヒートしてしまい、騒音やフレームの低下、寿命の短縮などの問題が報告されているという情報を耳にしました。これにより、プレイヤーの中には不安を感じている方も多いかもしれません。
実際に最新のゲームは、その美しいグラフィックス追求のために、ゲーム機に大きな負荷をかけることがあります。ただし、『ファイナルファンタジー16』を含む他のゲームタイトルは、通常、発売前にPS5でのプレイ時の熱問題がテストされているはずです。そのため、通常では問題は起こらないはずです。
ただし、PS5の過熱問題を完全に解決する方法はほとんどありません。最新のファイナルファンタジーゲームは、コンソールのすべての性能をフルに活用して圧倒的なグラフィックスを実現するために、PS5にはかなりの負荷がかかる必要があります。
『ファイナルファンタジー16』はPS5専用で発売されていますが、個々の環境によって熱問題に違いが出ることもあります。
ここからは、PS5のオーバーヒートの原因と、少しでも発熱を軽減する方法についてご紹介します。
原因と思われる条件:
1) 1年以上使用しているPS5
PS5やPCなどは使用時間が経つと内部に埃が溜まってしまいます。CPUやGPUは非常に発熱するため、その上にあるファンや排熱口が埃で詰まっている場合、適切な冷却が行われずにオーバーヒートする可能性があります。特に高品質なグラフィックス処理を行う際には、GPUは大量の熱を発生します。一定の温度を超えると、ダウンクロックと呼ばれる処理が行われ、パフォーマンスが制限されます。オーバーヒートは処理能力が低下するイメージが強いですが、ダウンクロックによって意図的に制限されることもあります。
もし自信があるなら、分解してファンや排気口を掃除するのが最も効果的ですが、分解にはリスクが伴います。自分でできない場合は、エアダスターを使って掃除する方法もあります。ただし、必ず本体をコンセントから抜いた状態で行いましょう。
2) 配置に問題がある
PS5の過熱の主な原因は十分な換気ができないことです。例えば、狭いTVラックの中にPS5を詰め込んでいる場合など、PS5の周囲が熱くなっていませんか?理想的な配置としては、TVの横にPS5を垂直に置くことです。横置きも公式にサポートされていますが、下にスペースがなくなるような変な置き方は避けましょう。コンソールは常に通気が確保できる場所に配置することが重要です。場所の選択だけでもかなりの違いが出ることもあります。
3) 冷房をつけていない
『ファイナルファンタジー16』がリリースされた時期は、夏になる前の6月です。日本では夏が本格化する前になるため、まだ冷房をつけていない場合もあるかもしれません。部屋の温度によってPS5の過熱が起こりやすくなります。そのため、暑い場合は諦めて冷房を使用しましょう。
それでは、その他の改善方法を紹介します。
その他の改善方法
『ファイナルファンタジー16』の設定を変更する
『ファイナルファンタジー16』では、グラフィックスモードを使用することをおすすめしますが、PS5が過熱している場合はグラフィックスモードを避けることがベストです。フレームレートモードでは、通常の4K 30FPSではなく、1440p 60FPSでゲームをレンダリングします。これにより、PS5の負荷が軽減され、システムの温度が低下します。
HDRをオフにする
一部の報告では、『ファイナルファンタジー16』のディスプレイ設定でHDRをオフにすると、全体的な温度が低下するとされています。HDR自体はリソースをあまり消費しませんが、効果の程度は明確ではありません。しかし、問題が解決しない場合は、一度試してみる価値があるかもしれません。
個体差はあるのか?
はっきり言って、ゲーム機の個体差による問題はほとんどありません。GPUには若干の個体差があるかもしれませんが、同じクロックで動作する限り、体感できるほどの差はありません。同じゲームをプレイしている場合は、環境の違いが問題の主な原因です。
過熱問題に悩んでいる場合は、専用の小型ファンを購入することをおすすめします。これを本体の側面に設置し、常に風を送り込むことで冷却効果が期待できます。
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