「農的暮らし」の経過観察⑴ 6月編
「農的暮らし」は、生ごみがただゴミになるのが勿体無いので、堆肥をつくってみよう。という活動の延長線上で、堆肥をつくるだけでは「もったいない」ということで、野菜を育ててみるという活動です。4人家族の全ての食糧を賄うのは無理にしろ、「スーパーに行かなくても今日は大丈夫。」っていう日を増やしていきたい。これは、どれほど作れば自給自足ができるのかの実験も兼ねています。
スケジュール
植え付け
・5月1日(水)
・5月2日(木)
・5月16日(木)
(計画している写真)
購入した苗や種
★「ズッキーニ苗 グリーンボート」は、植えて数日経って茎がポキっとなってしまった。代わりに、★「美味豊作 大玉トマト苗」を植えてみた。
あとは、畑に少しゆとりがあったので、キュウリとナスを追加した。
総額は、3,175円。
今季収穫の目標数値
つくって食べる暮らしを、できることがわかれば伝えることもできる。説得力があると思う、現代社会は費用対効果をやけに気にする。だから、かけた時間分、かけたお金分返ってくることも知っていただきたい。まずは、形から入るのも良いと思う。野菜を育てていたら、それ以上の感覚を得られると思うから。
「つくって食べる暮らしが各家庭で行えるとどうなるのか?」一気にやってしまうと、農家が危なくなる。しかし、将来的に長い目で見ると、移動コスト(燃料)の削減が期待できる。燃料が使われなくなると、地球にもいい影響がでる。そして、何より大量生産・消費による、フードロスも少なくなるのではないかなと。
経過観察
毎日の日課
雨が降っていなければ、朝晩ともに水やりをおこないます。
あとは、毎日ではないですが芽かきを行います。
1日にかかる時間は、15分程度かと思います。
追肥の状況
追肥は植え付け後2週間程度のときに、一度だけコンポストでできた堆肥をあげたくらいです。その後は、一度も追肥は行っていません。植え付け2週間前に、発酵鶏糞を土に混ぜています。
植え付けから8日 5月9日
植え付けから14日 5月14日
植え付けから20日 5月20日
キュウリに異変が、ウリハムシが葉っぱにつき始めました。植え始めは葉の数が少なくて、葉っぱが食べられると光合成が追いつきません。対策として自家製の唐辛子酢をかけたら葉っぱが焼けました。(反省)その後、市販のやさお酢を購入してふりかけたり、銀シートを置いてみました。効果はそんなにみられませんでした。
植え付けから40日 6月10日
ウリハムシ対策の効果はそんなに感じませんでしたが、とりあえずは無事に大きくなって行ってます。
植え付けから43日 6月13日
ピーマン1つ目を収穫しました。
ピーマンは一切手がかからず、順調に育ってくれるので初心者にはおすすめです。
植え付けから45日 6月15日
一番早く育ったキュウリは、2本収穫ができました。
トマトの成長もすごく早いです。
ナスはもう少しっていう感じです。
植え付け後48日 6月18日
3日間だけでもかなりナスが成長しているのがわかります。
すごい速さで大きくなるのでびっくりです。
(ちなみに庭の草はその倍の速さで伸びていってます。)
植え付けから51日 6月21日
ナスが1本目の収穫です。
この間に、ピーマンはどんどん収穫されています。
パクチーとバジルも少しずつ大きくなっています。
植え付けから53日 6月23日
ピーマンは、どんどん収穫されています。
きゅうりも、雨が続くとかなりのスピードでできています。
植え付けから55日 6月25日
子どもピーマンと、ピーマンは買い物に行かなくても大丈夫なくらいでき続けてくれています。ありがたや。少しずつ、パクチーやトマトが大きくなっています。今年は、トマトの屋根を付けずに育ててみたいと思います。
植え付けから58日 6月28日
オクラの初収穫!安定のピーマンと、5日ぶりのきゅうりです。
6月の収穫量
目標を立てたが、6月の時点での経過が気になります。
現時点での収穫量はこちら。
ピーマンは苗分は収穫完了、ここからは取れたら取れただけお得。きゅうりは、もうちょっとって感じです。でも、植えた苗は全て復活して花をつけて、小さな実をつけ始めました。一安心。
最近の世の中は、「損得」で考えがちですが、野菜を育てていると「損得」では測れない経験ができます。昨日まで小さかった実が、次の日には大きくなっている生命力。化成肥料をまかずとも、ある程度の収量があります。4人暮らしの家族で、今植えている量は適量なのかもと思ってきました。7月も楽しみです。