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何かを変えたいなら、行動を変えるしかないよって思うお話し。
若者たちと話をしてる中で、出てきたこと、彼ら彼女らに話すことをちょいちょいと書こうかなーと思っています。
あんまりにもタイムリー(例えば、昨日話した話とか)な話をするのはなんかやだなぁーと思うので、「あ、これ描きたいな」と思ったことを都度都度メモって置いてあります。
かなりの量になりつつあるので、息抜きがてらに、1note 1テーマで雑多に書いていこうかなと。
どうせワタシはこんなもん。(だから出来ない)
結構多いパターンの一つ。
「どうせワタシはこういう人だからもうしょうがないんだ」っていうやつです。
そこにある課題は色々で、実際に何か発達的な課題や愛着の課題とか、本人の気持ちや意思だけでなんとかしようとしてもなかなか難しいものがある事情がある子もいたりします。
なので、「甘ったれんじゃねぇ!いいからやるんだよ!」とかは言わないんです。
言わないんですが、それでも「じゃぁ、具体的にその問題を解決するためにどうしようか?」っていう話はします。
本人と特性や思考の癖、行動の癖を一緒に確かめながら、いつ、どこで、どんなタイミングで問題が起こるのか?
その問題を起こさないためにはどんな準備ができるのか?
または、その"問題"が起こったとして、本当に困るのか?だれが?どう困る?
その困り事は、挽回することができる?もう取り返しがつかない?
人の生き死にに直結するような問題でなければ、とりあえずなんとかなるでしょう?って思う私なので、絶望的な顔してやってきて、時に泣きじゃくる子と話しながら、「それ、本当に困るのかしら?」というとこから話したりします。
そのままの未来と、そうじゃない選択をした未来とを一緒に考えて、どうしたい?って聞くようなこともよくありますね。
そんな話を繰り返す中で少しずつ、何に困ってるのか?が明確になってきます。
何に困ってるか?がわかると、どうしたら対応できるのか?が見えてきます。
すると、結構単純で、手をつけるべき最初の一歩が見えてきます。
ここまでくると、人にはよるものの結構なんとかなる。
もちろんいきなり上手くはいかないけど、ちょっとずつ、一歩ずつ、苦手なこともある程度できるようになっていくことが多いです。
どうせワタシはこんなやつ(だから、甘やかしてほしい)
時間がかかるのは、このうち、実はこのままでいたいと思っているパターン。
諦めてるのではなくって、変わらないことで、甘え続けたいって欲求があるような時は結構大変です。喧嘩します。
本人の欲求が「課題の解決」ではなくって「話を聞いてほしい」「甘やかしてほしい」だと、上記のような対話では解決になりません。なぜなら解決したいわけじゃないから。
そんな時は、ひたすら話を聞いて、聞いて、聞いて、自分の中で整理してもらったり、寂しさを解消してもらうこともあります。
でも、はっきりと「どうしたいの?」「本当に解決したいと思っているの?」って聞くこともあります。本人も本当の欲求に気づいていないことがあるので。
そんな時は、嫌われることもあります。仕方がない。反転アンチです。
それでも居場所は無くならないように。いつでもまた話に来た時があれば、しっかり聞こうと思って、待ちます。
いつも、これは正しい選択なのかはわからないですが、その時々、相手の状況も踏まえながら、でも一本筋が通るように対応するってのだけは気をつけるようにしています。
こうした方がいいと思うんです!(が、やらない)
こんなことしたいんです!!って夢を語って何も動かないとかもありますね。
よく一見さんで相談受けるパターンでもあります。
基本的にはめっちゃ応援します。
できることならもうすぐにでも一歩目がだせるところまでサポートします。
めっちゃお膳立てします。
それこそ日程一緒に決めて、場所も押さえて、集客のためにいろんな人に声かけるところまでもやったことも何度かあります。
やる子は、そこですぐにやります。
たとえ準備不足になったとしてもやります。
やらない子は、どれだけ準備してもやりません。
ないし、一回やって消えちゃいます。
それでいいんです。って思っています。
「やりたい」っていうのは簡単。でも、「やる」のには覚悟がちょっと入ります。
やりたいのかどうかわからないのなら一回本当にやってみたらいいのです。
やりたいと思えないことは続きません。やってみたら意外と面白くなって続くものもあります。
「やりたい」と思ったら「どうやったらできるか」を考えて、実際に「やる」
このループが回らないと、やりたいことは見つからないんじゃないかなー?と。思いますよ。
ついでに。
なので、やってみたらいいのです。
が、その時に大事だと思うのは「やるからには全力でやること。楽しんでやること。」
やらされてやってるのはどう頑張ったって面白くならない。
どれだけ人に勧められようが、人に求められようが、自分自身が「やる」って決めてやり始めるわけです。
まさに、主体性と、当事者意識を持って本気でやれば、大体のことは結構面白いです。
それでも面白くなければ、早めにやめたらいいんじゃないかなって。思います。
楽しむ力も大事ですよ。
本人の欲求は何かを考えて話す
本人は何をどうしたいのでしょう?
言葉で伝えてくれる物事は必ずしも本人の心を言語化したものじゃないことも往々にしてよくあります。
欲求はなんなのか?その欲求は本人の本能的なものに近いのか?それとも、社会の中で作られた"あるべき"欲求なのか?
できるだけ、その人のパーソナルな部分に踏み込んでいきながら、話を聞いていくことで、ある程度は見えるのかなと思います。
その時に「あなたはきっとこうだと思う」とか絶対に言わないようにしています。言っても、「こう思ったのだけど、どうだろう?」くらいまで。
すぐに「あー確かに」とか言ったら信用しません。「本当にそう?どうだろう?」です。
何せ、本人の心の中は本人にしかわかりません。でも本人だけでもわかりません。
ただただひたすらに話をして、聞いて、問いを投げて、その先に「どう思う?」じゃなくって「ここから始めよう!」と思える第一歩を見つけるところから。
そして、その第一歩を踏み出した時からその人の人生というかあり方が変わり始めるかなと思います。
そんな"あなた"は? "わたし"は?
みなさんはどうでしょう?
いうてる間に、自分自身もついつい自分の振り返りをほっぽり出していた1年間だったように思います。
今年は、適切に振り返りをしながら、本当に自分のやりたいことをやるために、行動して行きたいと思います〜
というわけで、とうとう35歳にもなりました。
夜更かしは体が重くなってきましたが、引き続きどうぞよろしくお願いします。
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