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【帯同を決めるまで②】調べてガッカリ「タイ駐在妻は働けない!?」

こんばんは、2023年夏から駐在妻予定のさといもです。
今日は「海外駐在へ帯同するにあたり、私の今の仕事をどうするか、このままリモートワークで続けられるのか」についてのお話です。

親友へ相談した結果、「リモートワークしながらついていけるんちゃうの、会社に相談してみたらいいやん」でいったん落ち着き、さっそく諸先輩方の事例をもとめてグーグル検索開始。

・・・検索結果に、雲行きが怪しくなる。

「働きたいのに働けない!」
「駐妻の6割がキャリア断絶」
「キャリアを諦めたくない、駐在妻のモヤモヤ」
「本帰国後に、キャリア迷子」

わかったことは、2点。

  1. 帯同ビザでの就労を認めている国、認めていない国があり、タイは残念ながら後者。

  2. 帯同妻への企業のサポートや手当類については、配偶者が働いていない(専業主婦)ことを前提に制度設計されており、もし働くとなると、全て自己負担・自己手配となる可能性が高い。


1点目の帯同ビザについては、認められていないなら仕方がない。だったら、働けるビザを取得したらいいのでは?

2点目のお金の問題は、渡航や住居関連、その他ハードシップ手当等々が、帯同する配偶者が働いているかで扱いが変わるなんてナンセンスだが、制度がそれなら仕方がない。制度設計された数十年前は、専業主婦が当たり前だったのだろう。働き続けるなら私の収入も変わらずあるわけで、自腹になるだけならいいか。
各種手配も、できないことはないのでは?

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数日後、「海外出向のしおり」たるものを夫くんから受け取りました。海外出向中の給与体系や各種手当、帯同家族に関する福利厚生、各種手続き等々が細かく書かれていました。

海外出向者への会社のサポートは大変手厚く、本人はもちろんのこと、帯同家族も同様でした。
ただ、気になる帯同配偶者の就労については一切触れられておらず、書かれている内容をみるに、配偶者は働いていないことが前提となっていました。配偶者が働いていないということはつまり「本人=夫、配偶者=妻」の想定のもとで書かれていることはありありとわかりました。
共働きの女性社員が海外出向するケースって、ないんでしょうかね・・・

駐在員の配偶者が就労しながらの帯同となると、別途、相談・交渉が必要になりそうです。


やっかいなことになりました。
これは、私が私の勤務先とだけ交渉して済む話ではありません。どちらかというと夫の勤務先との交渉が必要で、なんだかハードルが高そうです。

そうまでして、私は今の仕事を働き続けたいのだろうか。。。

(※ここから思考が、変な方向にいきます)


・・・いや、そうまでして、着いていくことは許されるのだろうか?


そもそも、アラフォー社会人が、さみしいから着いていくなんて、甘えた考えなのではないか。
子どもがいるならまだしも、私たちは二人家族。職場にご迷惑おかけする前提で、タイのリモートワークをしたいと言うなんて、理解されるはずがないのではないか。
タイはあくまで夫の問題なのだから、私は今任せてもらっている仕事に本腰を入れてすべきなのでは。
私の「さみしい」さえ我慢すれば、すべて解決するのではないか・・・。


おそらく、タイ赴任という急な展開に、頭も心もついていかなかず、ただただ早く決着をつけたい気持ちだけがつっぱしったのでしょう。私が本当に向き合う課題や自分の気持ちを無視して、どんどん「べき論」傾き、気づけば本音とは裏腹なマッチョな考えにつきすすんでいくのでした。。。

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