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年末企画?47年前のビルボード年間ヒットPart8、21〜30位、リアル70年代〜洋楽女子話45

音楽とは腐れ縁だったかもなぁ、と。
母の私の音楽好きが災いしたのか、子供2人がポップスの作曲家と、クラッシック演奏家を目指すようになったのか?…とちょっと後悔?もなくは無いけど。笑

70年代半ばから、音楽が生きることを一番助けてくれた時期。

曲は地雷じゃないけど、デュエットした2人がいたグループ、フィフスディメンションの『Stoned Soul Picnic』
作はローラ・ニーロ。この人も、ホワイト女子だけど、ブラックの人へもたくさんカバーや提供して、キャロル・キングとちょっと似た物を感じるなぁ。
この企画は、年内に終わるのか?だけど。笑
まだ、私には知らなかったに近いのはあった。笑

以下の文章は、前回読んで下さった方は、同じ内容なので、次の曲からチャートの順位のところまで、飛ばして読んでいただければ。

何故77年か?

ちょっと前から、作ってたこの企画。
デトロイトの旅のせいで、ちょうど1年を振り返る時期になり。笑
何故、77年なのか?
まず、アメリカは前年の76年が、建国100周年で、色々と盛り上がっていた時期。
個人的には、色んな意味で転機の時期。
前に書いたように、中3になり洋楽に本格的に沼った時期。
初の彼氏も出来たけど、その前からの波が来て、夏の終わりからは、より毎日がとても辛い時期に。
ひと言で言うなら、「お金が無い!」
中2の秋以降、お小遣いも、誕生日プレゼントも、クリスマスケーキも無し。笑

ビルボードは、めちゃくちゃ長くなるから10曲ずつに。笑
YouTubeや、サブスクもなかった。
日本にビルボードもなかった。オリコンはあったけど。洋楽聴くならビルボードだけが、指標だった時代。
チャートをググれば、色々わかるけど。敢えて見ずに、当時どれぐらい知ってた曲があったか、カウントしながら読んでいただけたら。
面倒くさいか?笑

77年のチャートの印象

実感として、この年は良い曲が豊作だった印象も強くて。
ビルボードの年間チャートだと、前の年あたりまでは、私はさすがに半分は知らない曲があったかなぁ。
今回、77年の年間を全曲を聴いてみた。馬鹿なのか?だけど。笑
が、この年には年間のベスト100曲のうち、3分の2ぐらいは、多分聴いた感じ。まあまあ流れてたんだなぁ、日本のラジオでも。
そのうち、3分の1くらいは、既に記事にして音源を紹介するか、曲名を紹介したか、これからコレから紹介しようと、準備してる曲。
が、聴いたことを忘れてた曲も、かなりあった感じ。笑
私って、やっぱりめちゃくちゃチャートに踊らされた、音楽生活したたんか?笑
ってなる。
今回は、とにかく順番に聴く。笑

30位ステファン・ビショップ

30、On And On -
Stephen Bishop

この曲で彼を知ったか、その前の曲
『Careless』かは、ちゃんと覚えてないけど、どちらもファーストアルバムの曲。
才能のある人、運もある人は、最初から上手くいくんだなぁな感じで。
アコースティックなサウンドで、素朴な歌い方が曲にあってて、ほっこりする。ランキングでは、この曲が1番ヒットした曲らしく。
BGM的に流しても、続けて他の人の曲が流れても馴染むし、ラジオ局のDJに好まれそうな曲かも?
確か当時の日本では、スティーブン・ビショップって紹介されてた。今も日本語だと、検索したらそっちの名前で出てくる。
このアルバムは、全部聴いたか定かじゃない。曲がヒットしたから、次の78年のアルバムは、全体をオンエアしてたから、次のアルバムは聴いたかなぁ。
その後は、アルバムより映画のテーマ曲にたくさん起用された人のイメージ。
多分また、この後記事にするかなぁな人で。
こんなちょっとカントリー風味もある、地味めな曲が、年間チャートのこの位置なのは、ちょっと驚き。
週間でNo.1にもなってなくて、ベスト10じゃなく、11位が最高。
アルバムも前年発売だし、クイーンやエアロスミスの順位よりかなり上なのが、当時のアメリカは、ラジオはかなり大人も聴くメディアだったのか?って。
当時の日本たと、洋楽ファンは若い人しかいないから、色々と差はあるかなぁ。

29位はテレビドラマのテーマ

29、Don't Give Up On Us -
David Soul

なんだか聞き覚えがあると思ったら、ラジオじゃなくて、テレビ番組のエンディングテーマだった。笑
「刑事スタスキー&ハッチ」の背が高いハッチ役の、デビット・ソウルが歌ってたみたいだけど。私は当時全くそんなことは知らなかったわ〜。役者さんが歌ってたなんて…。
アメリカでは、75年から放送。がこの曲は使われてはいない。曲はこの年77年リリース。ランキング的には、かなり上だし、爽やか系の曲。
同じ刑事物のドラマの『刑事コジャック」と、シーズンごとに交互に放送されてたようで。
日本では、ドラマはこの年77年から放送で、ちょうどリリースされたから、エンディング曲になったよう。
そして、このドラマが当たったから、日本でもバディ物を作ったのが、めちゃくちゃ懐かしい「トミーとマツ」笑
最近はイケオジ〜お爺さん?で見かける俳優の、国広富之&いつまでも雰囲気が変わらず日焼けしてる、松崎しげるのコンビ。
私は日本の2人のどっちも好きで。
スタスキー&ハッチも刑事コジャックも、夜中の再放送とかでも観たかなぁ。
歌ってるデビット・ソウルは理由はわからないけど、覆面歌手でデビュー。
元々は歌手だったんだわ〜。で売れなくて、映画『ダーティーバリー」の2で悪役を好演し、このドラマに抜擢。
その後は色々あり、舞台中心にミュージカルもやり、イギリスを拠点に活動して、今はイギリス籍。
当時は、アメリカンな印象だったけど、イギリス人になるとは?だった。笑

28位はスティーブ・ミラー

28、Fly Like An Eagle -
Steve Miller Band

多分、このバンドの曲で1番大好き❤かも?の曲。
独特の雰囲気のある曲。がならない、優しく、なんか儚げな声と、ルックスが細身の柔らかい感じに見えてて、良き!ってなってた。笑
次のアルバムからの曲、前に紹介した曲『Jet Airliner』も、この年のランキング61位に入ってるし。
73年のヒットした『The Joker』、この曲が入った『Fly Like an Eagle』(邦題が何故か鷹の爪)、『Book of Dreams』(邦題ペガサスの祈り)の3枚が良き。
イチオシは、イーグルだけど。
何故か翌年ぐらいのライブでは、スティーブが真ん丸の顔で激太りしたのは、中学女子には残念過ぎた。笑
そのせいか、声も少し変わってるし。
他の曲は、FMとボス・スキャッグス、スティーブミラーバンドの記事に。↓

バックパッカーだった、ボス・スキャッグスが加入、在籍したバンド。先に聴いたのは、ボズだったけど。笑
が、私にはボズが汚い格好でバックパッカーしてた姿は、想像出来なくて。ダンディなイメージの前は、そんなことしてたんか?って。笑

29位は甘いデュエット曲

You Don't Have to Be a Star (To Be In My Show)-Marilyn McCoo & Billy Davis Jr.
他の曲も何曲か聴いてたけど、この曲は久しぶりに聴いた。大好き。
曲もサウンドも好きだし、歌も上手いし、色々な部分がキチンとハマってる曲かなぁって。私ごときがだけど。笑
ソウルやR&Bに詳しい人なら、2人のことも、グループも知ってるかも?な人たち。
が、マリリン・マックーも、ビリー・デイビスJr.のそれまでとか、経歴は知らないままで。サミー・デイビスJr.はよく知ってたけど。笑
マリリンはモデルから始め、ブラック男女グループの、フィフスディメンションにいた。フィフスディメンションは名前は知ってたし、曲も何曲かは聴いたような?な感じ。笑
グループの曲が日本のラジオでは、流れてた記憶はなく。わかってなかっただけの可能性?他で聴いてたかも?だけど。 
主な活躍時期が60年代からだし。
モータウンと契約ならず、レコード会社もいくつか変わり、彼女らが抜けてからモータウンと契約とか、日本ではあまりプロモーションされなかったのかも?
ビリーもこのグループに入り、マリリンと脱退し結婚して、69年からソロや、2人で活動。
この曲は、R&B部門でグラミー賞。
日本でも、鈴木聖美、鈴木雅之のお姉さんもカバー。
曲が良い。甘いけどバラードじゃなくて、ミディアムテンポでもゆったりノレる曲。
ボーカルを邪魔しない、良き感じで入る、ストリングス、ホーン類、コーラス、ギターとかの感じが好きかなぁ。
皆んなちょうど良い感じで。薄っすら入ってて、R&Bの曲だけど、大人の音楽?夜にまったり聴けるポップスな雰囲気。笑
中学生女子が、何を言う!だけど。こんなの聴いてたら、そりゃ色々と若さ爆発!な曲やグループが、ガキ?な感じに聞こえちゃったのかも?笑

26位は映画の曲再び

26、Car Wash - Rose Royce
下の順位にもあった、同じ映画「カーウォッシュ」のテーマ曲。
日本のラジオでも、割合流れてたと思う。好きだけど、ハマるまではいかなくて、その後はよく知らないグループ。
ここの映像も今回初めて観たから、バンドはメンバーなのかは、ハッキリわからないけど。レコード持ってないから。笑
この後出したアルバムは、かなりファンキーで、ホーンが控えめに女子コーラスやボーカルのある、アース・ウインド&ファイヤーっぽい曲やサウンド。
ファンキーなディスコ曲や、甘いバラードが特徴?な感じで、ディスコブームが終わってからは、イメージ含めて苦労はした様子。
結成はロスだけど、デトロイト出身がいるかは、メンバープロフィールが見つからないから、私にはわからない。笑
この曲は、モータウンの代表的なソングライターの作らしい。70年代になっても、モータウンのライター陣は頑張ってたのかなぁ…。
ボーカルに女子もいるし、曲によってリードボーカルが変わるから、ラジオで聴いても、同じグループの曲ってイマイチわかりにくかったのかも?
この手拍子含めて、イントロが当時でも長い。いつ始まる?な感じだけど。笑
が、この部分がカッコ良いし、ウケたのかなぁって。映画もヒットしたし。

25位は再びシルバーズ

25、Hot Line - Sylvers
ラジオで、流れてた記憶はナシ。もう1曲もだけど。
ジャクソンズより、ランキングは上だし2曲も年間チャートに入ってるから、かなり人気があったんだなぁって。笑
聴いた記憶が無いのは、私だけかも?だけど。笑
が、私の感じた通りにジャクソン5と同じで、9人の実の兄弟グループ。下は13歳〜24歳って、お母さんずっと妊娠・出産のループやん!だけど。笑 
が、この映像には7人しか写ってない。未成年だから、夜の番組には出られなかったのか?
日本盤のこの曲のレコードジャケットには8人しか写ってないし、いったい何人?ってなる。笑
長男はプロデュースってことで、表には出なかったのか?
で、プロデュースしたのもジャクソン5の生みの親。色々被るけど、ここは女の子も何人かいる。二番煎じ扱いになるのもわかるけど。ジャクソン5よりよりブラック色を減らして、ポップス寄りのディスコ曲路線な感じかなぁ。
75年〜この曲の77年までは、ヒット連発で人気だったけど、それ以降はイマイチ低迷で、しばらくして解散。
長男だけは、この当時からサウンド面でもリーダーで、解散後はブラック系アーティストのプロデューサーで、活躍。
曲はディスコって言われてるけど、この曲なんかは特に、ディスコと言うより、ポップスな感じはするんだけど。私はあんまり踊りたい気持ちにはならないし。笑
芸歴も違うからかも?だけど、ダンスのレベルや揃い方とかは、かなりジャクソン5とはレベルも違うと感じるけど。
リードボーカルが年下なところも似てるけど、これも同じ年齢で比べちゃうとなぁ…。
まあ、あの天才級の人と比べるのは、気の毒。笑
この時期のアルバム全体の出来は、ジャクソン5より良いのでは?って意見もあったから、実力も人気もあったんだろうと。
たまたま、ランキングは続けて3曲ブラック系だけど、3曲の中では、個人的にはデュエット曲が一番好きだなぁ。

24位は再びレオ・セイヤー

24、When I Need You -
Leo Sayer

また、レオ・セイヤーがランクイン。
この曲は、私が飽きるぐらい日本でもかなり流れてた。懐かしい人もいそう。
イギリス人だったんだ〜な感じ。イギリス系で、アメリカ・日本でもヒットしたソロの人は、こう言うタイプが多かったのか?よくわからないけど。笑
イギリスのチャートでは、デビューからトップとか2位とかずっと人気もトップクラス。
曲のメロディーとかは、良いんだけど。
私には、特にこの曲のような、バラード系だとより響かなくて。
シンガーソングライターだし、曲は書いてるけど。歌い方?声もあまり好きな方向ではなくて。
ファンの方には、申し訳ないけど。笑
でも、好きな曲もあるけど。

23位はホール&オーツ

23、Rich Girl -
Daryl Hall & John Oates

大好き❤だし、かなり明るめの曲なんだけど、歌詞の内容は、まあまあエグい?な話。笑
歌詞に関係なく、サウンドとかメロディーは良いし。
この年の前半には、ハマってたボール&オーツ。この前年に出たアルバム
『Bigger Than Both of Us』(邦題ロックン・ソウル)からのシングル。
週間でNo.1にもなったし、大好きな曲。ソウル風味は少なめだけど。
曲の詳しくとか、他の曲はコレに。↓

アルバムとしては、
『Daryl Hall & John Oates』(邦題サラスマイル)(1975年)全米17位
『Bigger Than Both of Us』(邦題ロックン・ソウル(1976年)全米13位 1977年年間13位。
の2枚が特に好き。以降続けて、
『Voices』(邦題モダン・ヴォイス(1980年)全米17位 1981年年間8位、あたりまでは、よく聴いたなぁ。

22位はグレン・キャンベル

22、Southern Nights -
Glen Campbell

曲はラジオでも流れてたし、よく聴いた覚えがある。
グレン・キャンベルは、カントリーなんだけど、それほど好みじゃないと言うか、ちゃんとわかってなかった人かも?
が、この曲はまあまあ好きだったかなぁ。カバー曲だけど、彼がヒットさせた。
サザンナイツの歌詞の部分が、耳に残るメロディーで。
ちょっと興味が薄かったから、ほぼ詳しい経歴は知らなかったけど。
スタジオミュージシャンだった時代は、カントリー系はもちろん、シナトラからモンキーズまで、幅広いジャンルの人の作品でギターを演奏してたのは、ちょっと驚き。
私が知ったころには、テレビの司会をしたり、ドラマに出たり。曲もヒットしてたし、何だかマルチタレント的な大御所的なおじさん?な感じがしてて。笑
音楽と真摯に向き合ってるとか、音楽大好きな風の人じゃなく、片手間にやってる人なのか?みたいに見えてて。笑
リスペクトな人なのに、色々申し訳ない感じだけど。
まあ、当時は洋楽歴1年半とかの、女子中学生だったから、お許しをって。笑

21位はロッキーの映画音楽

21、Theme From "Rocky" (Gonna Fly Now) - Bill Conti
やっぱり人気の映画「ロッキー」のあのテーマ曲。スターウォーズどころか、並いるスターより上のランキング。
歌なしのほぼインスト曲。
もちろん、日本ではこの年に公開だったから、ラジオでもよく聴いた。
映画音楽=ストリングス多用のクラッシック色が強い作品が多い中、やっぱり異彩を放ってたかも?で。
詳しくは、映画と音楽Part 2に。↓

未だに、日本のテレビ番組とかにも、使われているし、世界で知ってる率は、下手すると、ビートルズより高いかも?
ビートルズは何曲もあるから、比較出来ないけど、1曲での認知度はかなり高そう。映画もシリーズ化されたし。

20位台は?

この10曲は、シルバーズ以外はリアルタイムで聴いたかなぁ。
ブラック系が3組。
テレビ、映画のテーマ曲が3曲。
女性のソロシンガーはいない。リードとかデュエットはいるけど、男性率高め。
バンドは1つだけ。まだソロやグループが多かった時代だったかなぁ。
そして、日本より大人が好みそうな曲が、多めな印象。

残りはあと20曲。
ホンマに、年内に終わらせられるのか?
お正月休みに、100曲聴いて貰えたらって、年内にって思ってるけど。笑

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