奇跡の遭遇?英会話とビートルズ、リアル70年代〜洋楽女子話36
音楽とは腐れ縁だったかもなぁ、と。
母の私の音楽好きが災いしたのか、子供2人がポップスの作曲家と、クラッシック演奏家を目指すようになったのか?…とちょっと後悔?もなくはく無いけど。
70年代半ばから、音楽が生きることを助けてくれたけど、黒歴史(?)もある…笑
タイトル、今回から順番変えてみました。
分裂気味の青春の、ちょっと遡った中学初めから、英会話を一緒に習ってた友人男子の話。
主にビートルズとか。
英語と言えば…のゴダイゴからの、松本零士アニメ、モンキーマジックの話だけど、長いから。笑
今回は、ゴダイゴまで到達しない。
英会話で、最初に学校の先生に、歌わされた曲。
ビートルズの
『I Want To Hold Your Hand』
先生は歌詞が「want」じゃなく、「wana」になってるのを、「品がない表現」とかクサしてた。笑
ケチ付けたら、生徒は余計に聴かないし、歌わなくなるんでは?って思ったけど。
おばあちゃんに近い年齢の先生。笑
ちょっとだけ、斉藤和義と山下達郎も。
謎の組み合わせ英会話グループ
正直、私の思い込みだと思うけど、タケカワユキヒデさんをみると、何だか「英会話の先生臭」があって。笑
あくまで、中高生の時の私の勝手な印象。ロッカーより、英語の先生な雰囲気が。笑
で、中学1年から2年にかけて、英会話を習ってたことを、思い出した。
きっかけは、母の学校時代の友達の子供たちが、皆んなたまたま同級生で。
1人は私と同じ学校、1人は近くの学校の男子。
久々に再会した母親たちが、相談して決めて、何故か行かされることになった。
ネイティブの先生と、英会話を出来たのは、凄く恵まれてたなぁ、ってなる。
お陰かはわからないけど、文法はダメダメだけど、英会話だけは成績は良かったし。
海外行った時も、何とか意志を伝えようって努力したら、「伝わるもんやなぁ…」感で、度胸はついたし。笑
私の仲良しのテニス仲間も、一緒に行くことになり、4人と留学生の先生で。
先生は1年で交替したけど、2人とも女子留学生。
あまり日本語が話せないから、ほぼオンリー英語な感じの、英会話グループ。
1人を除いて全員女子。笑
黒一点の男子の家が、ずっと場所を提供してくれ、先生探しもしてくれた。
彼のお母さんが、めちゃくちゃ感じも良いし、明るく親切で。マジで「私のお母さんだったら、良いのに」って思ったなぁ。私の理想の母親モデルは、この人だったかも?ぐらい。笑
上品だし、頭も良い感じで。
多分、彼は自分の学校の友達男子とではなく、「なんで?こんな女たちと、一緒にやらなあかんの?」って、なったハズ。笑
が、まだ中1だったし、お母さんの言うことに、反対出来るハズもなく…。
彼は共学だったけど、中1男子が先生も女性だから、4人の女子に囲まれて、狭い部屋に一緒って言うだけで、緊張感はバリバリだったよね。笑
10畳ぐらいの和室で、ちゃぶ台的なテーブルに、座布団に座って。そこにいるだけで、そりゃあまあ、かなり相当気まずかったハズ。笑
気まずいからか、ちょっと小さめの声で、必要な時以外はほぼ話さないし。
何かあると、ひたすら頭を掻いてたのを思い出すなぁ。笑
1人な女子とは家も近くて、幼なじみ的な顔見知りだったから、まだしも。
私と友達とは初対面だし、先生も知らない留学生だし。
超普通の、20歳ぐらいのアメリカカンな女子。先生も1年で変わったから、2人の知らない外国人女性。
なかなかに、ボリュームのある体格の先生もいた。胸の谷間見えてる?的な感じのTシャツ着てたり。
今考えたら、彼にとっては、超地獄のような時間だったかも?笑
曲はビートルズの
『Ob-La-Di, Ob-La-Da』
英会話グループとビートルズ
で、英会話だから、英語にまつわる話になる。フリートークで、何か話せ!みたいな内容もあった。
中2の冬?あたりのある日、既に洋楽好きになってた私は、「英語の曲を、いっぱい聴いてる」的な話を、たどだしい英語で皆んなの前でした。それまでも、音楽の話は出てたし。
で、しばらくしたある日の休憩時間。
休憩は女子には楽しいけど、彼には多分一番困る時間。
皆んなで無駄話をしてると、彼が私に向かって「ビートルズ、めちゃくちゃ好きなんや」的な話をし出して。
私もとりあえず「ビートルズは、まあ良いよね」と、何だか、上から目線の感じで答えて。笑
小学校の高学年には、JAZZ好きの叔父さんから、『Ob-La-Di, Ob-La-Da』とか、色々聴かされてもいたし。
中2の当時の私は、既にベイシティ・ローラーズのために、アメリカから雑誌を定期購読し、ストーンズにツェッペリン、クイーンやらなんやら聴いたりで、もうすっかり、洋楽の最前線にいる気分の女子だったし。笑
私ごときがだけど。
そしたらちょっと来てって部屋から出て、彼は2階の自分の部屋から、ラジカセを持ってきて、「こんな曲とか…」って、曲を流し始めた。
階段?廊下かどこか、その時は2人だけだったかなぁ。
曲が何だったかは、全く思い出せない。笑
ビートルズだったのは、確か。
記憶では、後期のちょっとシャバい曲じゃなく、初期の感じの、
『Please Please Me』的な、アイドル扱い時代の感じの曲。
私はビートルズは、もうだいたいの時期のヒット曲は聴いてたし、勝手に通を気取って。笑
もう「今さら、まだビートルズなんか聴いてるん?」みたいに思ってしまい…。
せっかく珍しく、彼が熱意を持って話してくれたのに、「他にもカッコいいバンドは、たくさんあるんじゃない?」的な、鼻であしらうみたいなことを、言ってしまった。
今、考えたら「いったい、何様?」だよね〜。笑な感じ。
自分も学校で、おそらく彼以上に音楽仲間がいなかったから、一番彼の気持ちがわかる、仲間でいられた可能性があるのに。
が、若いってそんなことを、しがちでもある。傷つけたりするつもりとか、全くなかったんだけど。
もし、傷つけてたら、謝りたいかなぁ。やっぱり。笑
それ以降、洋楽の話はせずじまいで、中2終わりでグループは解散。
真面目な良い子風男子
あまり、女子ウケするようなタイプではなくて。お母さんが選んだ服を、言われるがままに着てる男子の雰囲気で。笑
チェックのボタンダウンに、チノパン的な服装だし。中学生男子は、当時は皆んなそんな感じだったけど。笑
ロックとかポップスにハマる感じじゃなく、聴いても真面目にクラッシックとか、大人しいフォークとかを聴くか?な雰囲気で。想像だったけど。
音楽に興味がありそうな感じもなかったし、ハマってるようにも見えなかった。
ご家庭も由緒ある家の、一人息子だったし。
正直、無口。個人的なことは、ほぼ知らない。当時だし、あの状況でバンバン女子たちと話せる、中学生男子がいたら、逆にビックリするけど。笑
何か、色々と考えてそうだけど、あのころは、何も出さない感じで。
休憩中に、世間話をしてる女子たちの話を、ただ聞いてる感じ。嫌な顔もしてないけど、ニコニコもしてなくて。
頭は良い人だと感じてたけど、真っ当に大人しく人生を生きて行きそう…に見えてたなぁ。真面目男子の典型な感じ。
※念のために言っておくと、穏やかで優しい、良い人だとは思ってて。良い人過ぎるぐらい。笑
が、この時の私の反応が、もしかしたら、彼のロック魂に火をつけてしまったのかも?笑で。
キッカケは、全然違うのかもしれないけど。
中3になるころ、グループはなくなり、彼と会うことも、その後何をしてるかも、全く知らなくて。
音楽好きの立場は逆転?
で、かなりの月日が経ち、転勤で行った先の街の、駅前の本屋さんで本を物色してたら、何だか見覚えのある名前の人の本が、平積みにされてて。
大型の書店。いつも必ず見るとは限らないコーナーに。何だか知ってる名前。すぐにわかった。
マジか?って。まさか彼が、音楽に関する本を書くようになるとは!笑
しかも、平積みされてるってことは、まあまあ売れるか、売れることを期待されてるってことで。
私は本屋でのバイト経験があるから、そこらへんはよく知ってる。笑
本は私が、よくわからない時代が扱われていて。90年代半ばは、子育てに追われ、テレビさえ子供優先だから、「ポンキッキーズ」と「セサミストリート」しか見せて貰えないような、生活だった時期の音楽の本。
当時、「ポンキッキーズ」で流れてて、癒されたのが、「歩いて帰ろう』斉藤和義で、映像はテレビのポンキッキーズの。
まさか、斉藤和義を知るキッカケが、
「ポンキッキーズ」になるとは。笑だけど。今観てたら、子供にこんな世界観わかる?ってなるけど。
本の内容も、まあ私も興味があるけど、音楽だし。昔の彼が書く方向性とは思えなかったけど、買うしかない!ってなり。笑
もう、ちょっと前の本だけど、ちゃんとした本。めちゃくちゃ嬉しくはあった。
古い仲間に出会えた感じで。
私の知らないその後は、尖った感じのバンドをやったり、英語をマスターして留学もしたり。仕事してたころは、ニアミスしたかも?の案件もあったらしい。
今、思うのは、出会う意味がある人とは、どんな形であれ、また出会うのかも?って感じもする。
ま、本屋で再会はこの人だけだけど。笑
あれからの時間で、こんなに違う世界の人になるとは!だったけど。
こっちはどこにでもいる、タダのしがない主婦で、子供の弁当のオカズ作りに役立つ本を探してたのに。笑
本当に、人生の先はわからない。
色んな再会率が高い笑
私は、何故か元彼とか、こんなちょっと知り合いだった男子(何故か女性はない)と、思いもよらない場所や、機会で遭遇する率が、めちゃくちゃ高い。
観てたら、テレビに出てくるとかを含めて。
元彼に至っては、8割超え。1人だけ偶然には、再会してないだけで。笑
曲は再び登場の、ユーミンの
『Destiny』
一番の奇跡的な遭遇は、高速道路で走ってる最中に、隣に元カレが女性と乗ってて、すれ違って追い抜いて行ったこと。
お互い100キロ超えのスピードで走ってて、すれ違うとか。笑
それも、当時の地元じゃない街だし。
同じ日の同じ時間帯に、同じ場所に向けて、高速を走ってる可能性って、どれぐらい?笑
お互い違う相手と車に乗ってて、助手席の私からは、運転してた元彼が、バッチリ見えた。
それも私が普通に前を見てたら,気づかなかったけど、たまたま窓の外を見てたから、見つけた。笑
ちなみに、元カレは女の子と話してたから、全く気づいてなかった。こっちの彼氏もだけど。
まだ、元カレと別れて3か月後ぐらい。
私はすぐに、次の人と付き合い始めてて。
が、別れてひと月後ぐらいに、呼び出されて「やっぱり好きだから、元に戻りたい」とか、言ってたクセに。笑
断ったら、向こうも速攻で別の女子とデートしてたのは、ちょっとだけビックリではあったけど。
ユーミンの『ディスティニー』の、歌詞以上の奇跡では?って思ってる。笑
ユーミンは会いたかった人に会う話だけど、こっちはそうじゃないけど。
車内でユーミンは、流れてなかったけど。笑
動画が削除される可能性が低いかも?だから、敢えての英語バージョンを。笑
山下達郎の『クリスマスイブ』
こっちの車内では、山下達郎の『クリスマスイブ』は流れてた可能性は大。
まだ、カーステは、カセットテープの時代。
その時の彼氏は、特に山下達郎ファンじゃないのに、やたらこの曲だけ好きで、ひたすらリピートで車で流れてた。
ファンの私が飽きるレベルで。夏だったけど。笑
クズの元バンドマンだったから、翌年のクリスマスイブは、曲とは違う感じでイブに会えなかったり、この後も色々あったけと。笑
特に私は、ほとんどは別れたら、次!って切り替えるタイプだから、元カレに会いたいとかはほぼ無い。
限定で今なら、会いたいかなぁって人は、いなくも無いけど,若い時はもう忘れて、前に進むタイプだったし。
が、未練とか全く無い相手と、そんな感じでバッタリ会うんです。笑
本屋で、本と再会は、その後も無いけど。
そして、本題のゴダイゴの話に続く。笑
今日買い物に行ったお店では、この時期だから、ユーミンの『恋人がサンタクロース』からの、山下達郎の『クリスマスイブ』が鳴ってた。
ガチで定番過ぎて、笑えた。