全盲の私が初めての「テレアポ」にチャレンジした話
みなさんこんにちは。パラアスリート 兼 広告代理店 株式会社トーコンで働く日向賢です。
このnoteの更新もかなり久々なものになってしまいました。
今後はもう少し頻繁に更新できるようにしていきたいと思います・・!
カタールでのW杯、開幕しました!!
日本代表は初戦のドイツに逆転勝ち!!
前半に幻の先制(オフサイドでノーゴール)をするもののドイツに先制され、なかなか厳しい戦いだなぁと思いながら見ていましたが、後半は日本が大きくメンバー交代をして逆転!!すごく興奮しました。
昨日は久々オフィスに出社したのですが、オフィスでも日本戦についての話になり、盛り上がりました。
W杯はまだまだ始まったばかり。寝不足の日々が続きそうです。
さて、話は変わって、今回は私が先日初めてお客様に対して電話架けを行いましたので(人生初です)その時の感想などを書いてみようと思います。
一般的にはいわゆるテレアポと呼ばれるものになるかと思います。
内容としては、以前から何度も実施している、「無意識バイアスと面接」をテーマにしたオンラインセミナーを受講いただいた方々に対してお礼や感想をお伺いし、もし興味を持っていただけたならアポイントもお願いする、というお電話です。
最初、自分が電話をしてみては?という話になったときは
「おもしろそうだな。ぜひチャレンジしたい」
という想いと
「でも電話か・・・」
という不安な気持ちが入り交ざったとても複雑な気分でした。
と、いうのも、、、私プライベートを含めて電話をするということがすごく苦手なんです。
例えば、お店の空き状況を確認する、何かの予約をする、といった電話も別の手段があるのであれば極力電話では連絡したくないというのが本音です(汗)
ですが、折角の機会。そして直接お客様の声を聞いてみたい、感想を伺ってみたい・・!ということで、チャレンジをしました。
そもそも視覚障害のあるわたしがどうやってテレアポをしたのか
本来トーコンでのテレアポはトークスクリプトという、「こうだったらこう対応する、この場合はこういう案内をする」といったことを事前にシュミレートして、ストーリー設定をしたものを用意してから行うと聞きました。
ただ、私は資料や画面を見ながら臨機応変に、こうだったらこう伝える、といったことを確認しながらの電話は難しい。
仮に何らかの方法で確認をしながら電話をしたとしても、逆に電話口で戸惑ってしまい、スムーズな会話ができないと思いました。
そのため、今回は
・お客様が電話に出て対応いただけた場合と、電話がつながらないあるいは不在だった場合
・今お時間があるかないか
・先日のセミナーの感想をいただいてあらためて詳細なお話をする時間をつくっていただけるか、今回は厳しいか
‥など最低限の選択肢だけ用意して、あとは雑談を踏まえながら臨機応変に対応するというスタンスでチャレンジしてみることにしました。
さぁ、はじめようと思ったら新たな問題が!!
上記の通り、電話での対応方法については事前に簡易にまとめて準備していたのですが、いざ電話をしようとなったときに新たな問題が発覚しました。
セミナーの受講状況(アンケート結果含む)をまとめてあるお客様のリスト、これが画面読み上げソフトでうまく操作できなかったんです!!
そのため今回は、別途最低限のお客様の情報をまとめてもらい、電話をすることにしました。
それから本来は卓上の電話機をつかって電話をするのだと思いますが、操作のなれているスマートフォンを使うことにしました。
なぜなら、慣れない卓上の電話機(特にオフィスに設置されているようなもの)はボタン数も多く、経験上慣れるまでは相当使いにくいと考えました。
いざやってみてどうだったのか
いろいろと準備の時点からバタバタしましたが、まずはやってみないと何もわからないということで何名かのお客様に早速電話をしてみました。
数件かけたのですが、とにかく1番最初に電話をした時が一番緊張しました。
セミナーなどをやるときよりも緊張したと思います(汗)
電話を持つ手が震える、、、まさにこのような状況でした。
先日のセミナーを受講いただきましてありがとうございましたといった簡単なことを話そうとしても
「先月、いや先週、、、いやいや先日、、、」のようになってました(これ誇張もなにもなく本当にこう話してしまいました)
ともあれ何名かの方に電話をし、とてもありがたい感想などもきくことができました。
また、スケジュール調整や、上長への確認などがおありともおっしゃってはいましたが、前向きな気持ちを聞かせていただくこともできました。
正直お仕事中に電話するものですし、もっと淡々とした会話になるのかなと覚悟していた部分もあったのですが、初めてのテレアポとしては色々なお話が出来たのではないかと思っています。皆さまに感謝です。
今後に向けて
まずはチャレンジしてみて自分が想像していたよりも嬉しい反応をいただくことができました。
ただ、事前の準備、電話での受け答え方、そのあとの対応など。まだまだ準備や慣れなど改善していかなければいけないことがたくさんあると思います。
実際何回かチャレンジしていく中で新たに生じるトラブルや課題というものもあると思います。
その後どうだったかも含めて今後この場で報告できたらと思っています。
引き続きお読みいただけたら嬉しいです。
次回の開催はこちらです。ぜひ興味のある方はご参加ください。