その面接、ホントは自社に必要な人落としているかも!?
みなさんこんにちは。日向です。
今回はセミナーのお知らせです!
6月23日の13時半から、前回に続きダイバーシティ経営セミナーを実施します。
テーマは、『その面接、ホントは自社に必要な人落としているかも!?~面接の最大の敵「思い込み」の罠~』です。
内容は採用面接、その中でも「無意識バイアス」を取り上げます。
今回はトーコンの社員に加えて、日本ブラインドサッカー協会のスタッフの方をお招きして上記の内容でセミナーを実施します。
実はブラインドサッカー協会は競技活動の運営のほかに無意識バイアスなどのサーベイ・研修プログラムも実施しています。
私自身は障碍者であり、かつ今までも新卒や転職活動で面接を受ける側の立場しか経験していませんが、今回は面接を行う側、無意識バイアスについて研修をする側の人たちと、障害当事者であり面接を受ける側しか経験していない私がまじりあうことで、おもしろいセミナーにできればと思っています。内容については現在作りこみを行っているところです。
無意識バイアスについて思うこと
このセミナーには直接関係ないかもしれませんが、私も普段生活をする中で無意識バイアスに関係するようなことを実感することがあります。
ひとついえることは根本的には配慮であったり、気遣いというものからくることで、私自身違和感を感じはしますが、相手側に悪気はないということです。そこについては私も理解しています。
具体的な事例をいくつか紹介します。
私が、目の見える人(健常者であったり比較的見えている弱視の人)と一緒にいるとき、別の見知らぬ誰かに道を尋ねたとします。
その場合私が質問していたとしても、一緒にいる目の見える人の方に向けて、道順やお店の場所などを説明されることが多いのではないかと感じます。
気のせいかもしれませんし、見えている人に道順を説明した方が伝わりやすいという配慮からくるものなのかもしれません。
それが必ずしも間違いでないことは私も重々承知しているので、その人に対して負の感情をいだくことはありませんが、道を尋ねたのは私なのに何故私自身ではなく一緒にいる人に説明するのだろうという違和感を感じることはあります。
また、何かの商品の説明や食事に行った際のメニューの説明を求めたときにも、質問をした私自身ではなく一緒にいる人に説明されることがあります。
商品を使うのは私自身であり、商品について知りたいのも私なのに、なぜ私ではない人に説明をするのだろうかと疑問に感じることもあります。
これもよくあることですが、誘導をお願いした時に必要以上にゆっくり歩いてくださる方がいます。
人が多い、段差が多いなど配慮からくる行動かもしれませんが、その行動には障碍者=あまり動けない人という思い込みがあるかもしれません。
もちろん歩く速度は人それぞれなのでそれが間違いではないのですが、相手の年齢なども考慮してくれるといいのになぁと感じることがあります。
何度も書くように様々な状況やシーンがあり、必ずしもそれが間違いとは限らないと思います。
また、私の勘違いもあると思います。
しかし、実際違和感や疑問を感じることがあることを知っておいていただければなと思います。
今回のセミナーに直接的に関係する内容ではありませんが、こういったことが面接など限られた場面だけに存在するものではないということを知っていただければと思い、今回は簡単に無意識バイアスに繋がっているかもしれない事例を紹介しました。
もちろんオンラインセミナーではもっと専門的な内容をお話しする予定です(笑)
この記事をきっかけに少しでも興味をもっていただけましたら、お問い合わせいただければと思います。
よろしくお願いします。