雑談とアイスブレイク
性格にもよりますが、初対面の人とのコミュニケーションはなかなか取りづらいもの。慣れた方なら自己紹介から始めるのでしょうが、例えば、営業などで訪れた場合、自己紹介は、事前に素性が伝わってるので、そこそこに製品やサービスの説明に入ったりします。
ただ、大阪人的にいうとそういったシチュエーションでは、
「儲かりまっか?」「ボチボチですな」
から始まったりしますね。「まいど」もその言葉自体に意味はないのですが、あればコミュニケーションが潤滑に運んだりします。
周知の仲ならともかく、新規のお客さん相手にお話しする場合、営業マンその人自体がマーケティング素材であったりもします。
ということは、
まずは、営業マンを覚えてもらうこと。
それもマーケティング的に見てリーチされる要件のひとつと言えるでしょう。
どこどこ企業のなんとかの製品に興味があって面会に応じたこととは思いますが、その製品の広告塔としての営業トークの存在、
どうやってリーチしてもらうか。
上手な営業さんは、雑談豊富です。
製品説明のみなら、カタログを眺めるだけで説明を受ける側であれば事足りると思いますが、気の利いた宣伝に接することは、需要者にとって採否の重要なファクターになります。
(でないと、そもそも広告・宣伝という発想は成り立たない)
アイスブレイクとは、解氷のことですが、
初対面で緊張を打ち解ける会話のことではなく、自分はマーケティング戦略を意識してリーチしてもらうツールであるとの認識を営業さんには持ってもらいたいです。