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最近の記事

システム設計におけるエラー検知とエラー通知について

1.エラーの定義  エラー(ここで論じるのはシステムエラーとする)の定義は、予期されるシステム可動上の問題のことを指す。  エラーのシステムに対する影響度の度合いによっては、エラーの重篤度として定義される。重篤度が一番高いエラーは、システムが操作不能に陥った場合である。  ただし、  システム保全(メンテナンス)のためや、改造を施した場合に発生するエラーはあくまで発生原因が人が操作したことによるものであって、それらはシステム可動上の問題ではないことから、一般的なシステムエラー

    • 手短なコミュニケーション

       文章によくある話だが、いろいろなビジネスシーンにおいて、よく「文章でのやり取りは誤解を生じることが多いので会話してみては?」というアドバイスを受けることがたまにあります。  私はこのアドバイスの的確さがよくわからない。文章でのコミュニケーションで誤解が生じるのは、送りて受けての文章能力(文章の言語化能力)が乏しい結果だと思っています。なので、文章で意思疎通ができないのは、直接会話をするよりも、まずは自分の文章力を磨けということでしょう。 翻って、  X(Twitter)が

      • 部下の育成

        昨日は、某管理職の長と話す機会がありまして、ほどほど手を焼いている部下がいるとのこと その部下も私は知っているのですが、 ま、話を聞いていて否定することも庇うこともできず、ほとほと困り果ててると感じました。 件の管理職氏、温厚で腹を立てる性格ではないのですが、腹に据えかねているところがあってか、半ば愚痴のような内容になってました 閑話休題、 非常に難しい話にはなりますが、心地よくチームで仕事をするためには、自分の成果と仕事仲間の相手の成果(期待するサービスの質)が、自分の

        • 心理的安全性

          昨今、この言葉 - 心理的安全性 - というのが、特に、若い世代を中心によく聞くようになりました。 このワードの意味を調べると、組織行動学を研究するエドモンドソンが1999年に提唱した心理学用語で、「組織などの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義しています。 要するに、心理的安全性を担保させることは、自由に個々の発言ができる環境を提供するということです。 ところで、昨今、この「心理的安全性」という言葉を聞くたびに、どうしてわざわざこ

          コモディティ化とブランド

          以前に、コモディティ化という題材で考察してみました。 ーーーーー ブランドの反意語として、コモディティという言葉があります。 例えば、LED球についての考察を行ってみたいと思います。 LED球は、当初は非常に高価でしたが、普及するにつれコモディティ化し、価格競争が発生することで価格が下がり、さらにコモディティ化を推進するといった流れを作りました。 企業主体で考えた場合、技術的に高度な製品や付加価値が高い製品については、個体単価をなるべく下げず高い利益率を維持したいですが、一方

          コモディティ化とブランド

          要約と箇条書きの罠

          「深知恵のない」上司からは、 報告は要約で、文章は箇条書きで と指示が飛んできます。おそらく、彼はタイパを気にしてるのか、それとも部下のダラダラとした文章を嫌うのか、その指示に関する彼の行動原理は理解しかねますが、少なくとも、部下の報告の要約の品質は大丈夫か?ということについては、彼はあまり気にしません。 一般的には、もの、ごとを要約するためには、高度な分析と言語化力が必要なことは実はあまり気が付いていないのかもしれません。ましてや、ChatGPTなどと不完全な生成AIを使っ

          要約と箇条書きの罠

          会社組織における年寄りの役割

          自分も年齢を重ねるにつれ、会社のゴールも見えてきた昨今、自分の会社の役割について考察していきたいと思います。 さて、 昔、ローマ帝国においては、元老院という組織がありました。役職は終身議員だそうで、ある時期、最高権力組織でもあったようで、ただ時代が下るにつれ、有名無実化した組織でもあったようです。 江戸時代には、家老という役職がありました。これも調べたところ、家臣のうち最高職だとか。 これらの言葉には、「老」という文字が入ってあるように、昔から年寄りは重職として重宝されたもの

          会社組織における年寄りの役割

          不安になること勿れ

          VUCAとは、volatility(変動性)、uncertainty(不確実性)、complexity(複雑性)、ambiguity(曖昧性)の頭文字を並べた言葉ですが、Wikipediaによると、1990年代後半にアメリカで軍事用語として発生した言葉とか。 その背景は、当時同時多発テロに対応したアメリカ軍が指揮命令系がよくわからない相手に対し、新しい戦い方を模索する言葉として、発生した言葉のようです。 翻って、 今のビジネスシーンでは、デフレからのインフレマインドの変化、急

          不安になること勿れ

          雑談とアイスブレイク

          性格にもよりますが、初対面の人とのコミュニケーションはなかなか取りづらいもの。慣れた方なら自己紹介から始めるのでしょうが、例えば、営業などで訪れた場合、自己紹介は、事前に素性が伝わってるので、そこそこに製品やサービスの説明に入ったりします。 ただ、大阪人的にいうとそういったシチュエーションでは、 「儲かりまっか?」「ボチボチですな」 から始まったりしますね。「まいど」もその言葉自体に意味はないのですが、あればコミュニケーションが潤滑に運んだりします。 周知の仲ならともかく、新

          雑談とアイスブレイク

          シニカリストの一言

          昨今、いろんな世代の方と仕事をしていて、時代が変わったなぁと思うことが二つあります。ひとつは、労務管理が厳格化されて楽になったこと、別の見方をすれば管理が画一化されていまひとつ面白くなくなったこと。ま、体力が減ってきているおじさんの労働環境においては、労務管理の厳格化は賛成すべき事柄ではあります。 もうひとつ、仕事の意見があまり聞こえないこと、各種ハラスメントには気を付けましょうといった世間の流れから、個人尊重される時代になってきているのは歓迎すべきことではありますが、一方で

          シニカリストの一言

          hajimemashite

          私が文章を書くきっかけとなったのは、日頃日常のそれぞれによっては、いろいろな思いや空想に浸る、疑問に思うことも多いのでそれをしたためたいと思った。例えば、先日、役所に住民票と印鑑登録票をとりに行った時、請求日「年」の書く欄には、一方は和暦のみ、もう一方は西暦和暦どちらでも良いとされている。未だにこの役所の書類のルールが理解できていない。こういったことを書きたい。 翻って、 今まで日記などは、若い時はもちろんのこと、ほとんどつけたことはない。 しかし、50代になって、スマホを日