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性格とは本当に存在するのか? 〜自分をつくる思考パターンとして考える〜
性格とは、その人の思考の傾向であり、思考パターンのことです。
おはようございます。
トコマです。
人間には誰しも「性格」があると言われています。
しかし、本当に性格なるものは存在するのでしょうか。
「性格とは幻想でしかない」という指摘があります。
なぜなら、性格そのものは科学的には存在しないからです。
いわゆる「性格」と呼ばれるものは、その人の思考の傾向や行動パターンにすぎません。
私たち人間は、生まれてから今日に至るまで、様々な情報に触れ、経験を重ねてきました。
その過程で、無意識下にさまざまな情報がインプットされていきます。
その結果、一人ひとりによって、思考の傾向やパターンが決まってくるのです。
例えば、「あの人は明るい性格だ」と言われている人がいます。
しかし、「明るい」のはその人の一側面の印象にすぎません。
そのひとが、必ずしも常に明るいとは限りません。
明るさは一時的な状態であり、時と場合により変わりうるものです。
思考のパターンという例として、こちらはいかがでしょう。
例えば、「お茶とコーヒーならコーヒーを選ぶ」とか、「犬と猫なら犬の方が好き」とか、「ご飯とパンなら朝はパンを食べる」などです。
これらは明らかに思考のパターンであり、思考の傾向であると理解できるかと思います。
そして、これらは状況によって選ぶものが変わりますよね。
性格とは、思考パターンや思考の傾向であると考えてみると、これらと同じようなものではないでしょうか?
そう考えると、性格を変えることって、「意外と簡単かも」と思えてきませんか?
だって、
自分が何を選ぶかの主導権はあなたにあるんですから!
「性格を変える」というよりは、「思考パターンを変える」と言い換えた方が適切なのかもしれません。
自分の思考傾向を冷静に観察し、どのような情報や体験によってその傾向が形作られてきたかを分析することが重要になります。
そして、望ましくない思考パターンがあれば、それを一つひとつ自分が望む方向に修正していけば、結果として「性格」が変わっていくはず。
固定観念にとらわれず、意識的に思考習慣を改善する努力を重ねることが何より大切なんだと思います。
「性格」と呼ばれるものの本質が、あくまで可変的な思考パターンである、考えてみませんか?
そのように考えれば、自分自身をよりポジティブに作り変えていく手がかりが見えてくるかもれしませんね。
今からすぐにでも、ご自身が望む「性格」づくり着手してみませんか?
今回は以上です。
あなたにとって、何かお役に立つような内容になっていたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。