部下に仕事を任せられないのは上司のエゴ ~最大の障壁はあなたのマインド~
おはようございます。とこま(トコマ)です。
部下に仕事を任せられないのは、ぼくのエゴでした
とうことに気づかれました。
ぼくが仕事を任せるときに考えてしまうことは
「部下も仕事がいっぱいで忙しいから、自分がやる」
です。
しかし、部下は決して忙しくありません。とのこと。
なぜなら
上司自身が仕事を与えなかったら、彼らは自分自身で仕事をつくります。
しかもその多くは、会社が求めている仕事ではなく、自分のための仕事です。
チームで成果を出そうと思ったらこの作業は無意味です。
確かに、ぼくもそうでした。今でもそうのようなところがあります。
ですので、
あなたがやってほしい仕事を任せることがチームのため
そして、部下本人のためでもあります。
なぜなら、仕事を任せないということは
部下が成長するチャンス
失敗するチャンス
学ぶチャンス
を奪っているということに等しい行為です。
要は、
「何かあったら、オレが責任をとる!」と腹をくくっていない
という自分のマインドが原因だった、ということが分かりました。
原因が分かったところで
「人を育てる任せ方 7つのポイント」が
書籍『任せる技術』(小倉広著 日本経済新聞出版社)書かれておりますので、触り部分だけ紹介させていただきます。気になる方は本をお手にとってみてください。
① ムリを承知で任せる
まずは「任せる」と決めて、「任せる」ことを始めましょう。ムリと思っても。
② 任せる仕事を見極める
ムリして任せるからとはいえ、任せる仕事の見極めが大事です。
③ 任せる。と伝える
やりがいだけでなく、苦労も伝えたうえで自分の意志で決断するように求めます。
④ ギリギリまで力を発揮させる
任せた以上は成果を求めます。相手をプロとしてリスペクトすることが大切です。
⑤ 口出しをガマンする
仕事を任せる目的は「人材育成」です。上司はガマンして手を貸さないようしなければいけません。
⑥ 定期的にコミュニケーションする
任せたからといって放っておくのは間違いです。部下の隣を伴走しながら、励ましアドバイスをします。そのためにも定期的に面談することが効果的です。
⑦ 仕組みをつくって支援する
部下が仕事をしやすいようにお膳立てをします。その上で部下の創造性を発揮させます。
それぞれの必要となる考え方やノウハウなどの具体的な内容については本をご覧ください。
まとめ
◆ 部下に仕事を任せられないのは、あなたのエゴ
◆ 任せないことは、部下の成長のチャンスを奪っている
◆ 責任を取ると腹を決めるだけ
◆ 人を育てる任せ方として書籍『任せる技術」を紹介
自分でもうっすらと分かってはいました。今回本を通して「やっぱりそうだよなあ~」と認知できました。
認知できたことで、まずは「進歩」だと自分を慰めている今です。
このあと、行動しなければ意味がありません。
『「この世は行動の星」by 斎藤一人さん』ですので、トライ・アンド・エラーで試していきたいと思います。