なんちゃってワーホリ。ふらっとカナダ見聞録~旅行編①~
気付けば5月。あっという間にゴールデンウィークを迎えた。
ニュースでみるかぎり、連休の行楽地はコロナ禍前のようにごったがえしているようだ。
カナダ・バンクーバーの方々の夏の行楽地といえば、イングリッシュベイやキツラノビーチ、スタンレーパークなどの近郊はもちろんのこと、車で1時間ほど走らせた先の船着き場からフェリーで渡るバンクーバー島(通称:バンクーバーアイランド)が浮かぶ。
その他にも遠出をするなら、ホワイトホースやウィスラー、バンフなど内陸部でのトレッキングや川下りをすることもある。
夏の間にカナダを横断するのも一興だろう。
今回はカナダ横断旅行の様子を中心に、前編・後編にわけて書いていきたい。
横断旅の手段は主に飛行機と鉄道の2つ。車で行く手もあるが、手っ取り早く風景を楽しみながら現地への到着を楽しむにはおススメしない。
飛行機はバンクーバー国際空港(YVR)からトロントなどを乗り継ぎ、モントリオール国際空港(YUL)に到着するのが一般的。
鉄道はVIA鉄道、カナダの広大さを満喫するならこの鉄道だ。
私はあいにく横断はできなかったが、カナダの東西南北、それぞれ主要な都市をつなぐルートが複数あり、西から東へ1週間ほどで到達する。
残念なことに、冬になると雪のためだろうか、完全な横断ルートは見当たらなかった。
乗車価格はといえば、日本の新幹線のようにクラスごとに異なるので公式サイトは要チェック。
さて、カナダ東部のモントリオール。多種多様な人のいるバンクーバーとは違い、アジア系を見かける確率は少なめである。あちこちで聞こえてくる地元の人同士の会話はフランス語であることが多い。最低限のあいさつフレーズは知っておいても損ではないだろう。
街の様子といえば、バンクーバーのダウンタウンのようなビル群がつづく都会だ。ただし、バンクーバーと雰囲気が違うのは木々などの緑が少ないことだろうか。
アジア系を見かけることはすくないものの、時折ユダヤ教徒らしい人々の姿をみかけるし、チャイナタウンも存在する。ただやはり少数派の気がしてならない。人によって、カナダでも東部は人種意識が根強い地域だという意見もある。正直、空港やお店でも、なんだか浮いている気がしてならなかった。バンクーバーの空気に慣れていたせいか、自分を見る目が鋭いというか、なんというか、、。こればかりは人によって感じ方が違うので、気になる方は是非東部と西部をそれぞれ訪れてみるのもよいかもしれない。
さて、夜に現地到着したとして、あちこち観光するのは翌日からにしよう。