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気にしいな私が美容室で感じてること
普段から気にしいな私ですが、
美容室に行くと、いつにも増して「気にしいスイッチ」が発動してしまう気がしています。
例えばヘアカット中は、
・いまスマホ見てたら、前髪切りにくいかな…
・顔にかかる部分切ってもらってる時は目は閉じといたほうがいいよね…
いや、でも話しかけられたら目開けなきゃだし…
しかも、目つむってるって、「私に話しかけないで!」みたいに言ってるみたいに見える〜!?
・美容師さん黙ってるけど、私からも会話振ったほうがいいのかな?
まわりのお客さん、みんな美容師さんとしゃべってる!え、私だけ…!?
このお客さん会話続かへんなぁ、やりにくいわぁ〜とか思わせちゃってる〜!?
カラー中は、
・しみたら言ってくださいねって言われたけど、いまちょっとだけ痒いのは『しみる』に入るのか!?
そう言われるとほんのすこしピリピリする気もするけど、もしここで私が『しみます!』なんて言ったらカラー中断させちゃう!?
しかも、私の気にし過ぎかもしれないし、黙ってたほうが良い…!?
シャンプー中は、
・力加減大丈夫ですか?って聞かれて「はい!」って返事した後からかなり力強いワシャワシャタイムが…!!
今言ったら、「さっきは大丈夫って言っててたのに、面倒な客だなぁ」って思わせちゃう〜!?
なんて、気にしいスイッチ発動ポイントがいっぱい。
そんなんだったらもう美容室行かないほうがいいんじゃない!?なんて言われてしまいそうですが。
気にしいを超えるくらいの喜びが、美容室にはあるんですよ〜。
(クールポコか。)
それは、
私だけのために髪の毛をケアしてくれるという贅沢タイムを堪能できること。
普段は、
「ママ、帽子がないんだけど~!」
「今日のご飯なに~!?」
「今日って雨降る~!?」
なんて、
私はアレクサか!?と言いたくなるようなこともあるくらいの日々。
自分のためだけに何かをしてもらうことってめったにありません。
それなのに美容室では、
私一人のために、時には二人がかりでドライヤーを掛けてくれたり、
丁寧にトリートメントしてくれたり、
ブローの時にブラシで綺麗に巻いてくれたりと、
私の髪をとても丁寧に、大切に扱ってくださいます。
(普段は時間重視なので、ドライヤーは「乾けばいいやろ!」とグシャグシャ髪をかき乱している私。
差がありすぎて耳キーンてなるわ!!と心の中の後藤さんが叫んでます。)
鏡の前ということもあって、
子供の頃に憧れたお姫さまみたいだなぁなんていい年して思いながら。
「すごく大事にされている…!」となんだか少しくすぐったいような気分。
自分だけのための贅沢な時間に、
気にしいな私もキラキラした気持ちになってしまうんですよね。
美容室を出ていつもの私に戻るまで、
毎回、癒しのご褒美タイムをたっぷり堪能しています。
美容室ではつい感情が忙しくなってしまう、気にしいな私のお話でした。