新年度のはじまり。

「ようこそ〜！」
「ありがとう〜！」
「よろしく〜！」

30歳、風越学園での新年度のはじまり。僕は設立準備財団時代から数えると5年目の年。
新しいスタッフがたくさん加わり、僕も新しくなったひとりとして立つ。

ガヤ芸人性が前面に出て、場の盛り上がりに参画したい自分。
一方で、ほんとは個人個人の微細な心のあり様を感じ合いたい自分。

一応は「リエゾン」という枠に身を置くことにしてみたものの、蓋を開けるとしっくりは来ておらず。しばらくは独立遊軍的にふらふら歩き回る宣言と、ひとまず「週３マン」と名乗り、出退勤の連絡スペースをお便りがわりに使うなど。

所属にとらわれず、この場で暮らす人たちと、個人と個人の「即興」的な存在同士の掛け合いによるセッションがしたい。そこにある個人的な思いと一緒にいたい。踊りたい。そこから生成されるものを信じたい。場が森のように盛り上がっていくように。

すでに、何人かとの掛け合いによって動きだしているものがある。楽しみで仕方ない部分も、不安で仕方ない部分もある。でも、確実に現実は動きだしている。だから揺れる。そういうことをちゃんと言葉にもしておきたいなと思う。

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これからこのマガジンでは、不特定多数の「誰か」に向けて書くというよりは、読み手を限定した特定の「あなた」に向けて書きたいなと思うので、今後は有料にしてみます。月額100円。設定できる最低額みたい。初月無料です。これも実験。小さくコツコツ、いろいろやってみます。お付き合い頂ける方は、ぜひぜひ〜。