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明けましたな。

三が日のうちに両方の実家を訪れるべく、先ほど実家奈良から長野にカムバック。片道6時間ほど、未宇さんの初の長距離移動は、行きも帰りもずっと爆睡で事なきを得た。どんな初夢を見たのだろう。

家族のかたちというのは、ずっと変わり続けるものなのだな。小学校時代に別れた実父とも、ここ数年は、結婚や出産を理由に毎年会うようになった。この年末にも会えた。何も知らない妻がいろいろ聞いてくれるから、今更ながらに知ることも多い。それは、祖母や母に対してもそう。新しい家族が増えると、そういう掘り起こしが起こる。さらには未宇が産まれてきてくれたもんだから、より一層、変化は著しい。

変わっていくのはいいことばかりじゃないが、少し前の危機は何とかして長男の役割を果たしたと思っている。昨年は、僕の一声で、母方の祖母の親族たちがいる朝鮮半島の方にも訪れた。家系図をつくるところから手をつけはじめたが、いずれは巻物にでもしたいくらい。祖母が、チェサ(韓国の法事)のかたちを受け継いでくれるのかどうかと呟いたことがあったらしい。どこかで真剣に話し合う時が来るかもな。

僕にとって年始というのは、また自分自身のスタートラインに立ち直すため、チューニングし直すためにあるのだろうなと、ここ数年は思っている。

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30代になったばかりのぼく、「とっくん」こと片岡利允が、「きょういく」と「はたらく」にまつわる、日々の気づきや関心ごとについて綴っていく雑…

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