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レトロな喫茶 ③ローヤル 有楽町駅

有楽町駅前の東京交通会館の中にあるレトロ喫茶ローヤル
ここは入口も店内もまさしく昭和の喫茶店!
令和となった現在、もはやこれぞ「レトロ」と言える、と
言いたくなるような、ドラマの中でしか見たことのないというような
(書いている私は違いますが、今どきの若者には、という意味で)
ザ・喫茶店、といった趣のお店です。

装飾もテーブルも椅子も昭和の喫茶店の雰囲気を残しています。
入り口横にはお決まりの食品サンプルのメニューもあり、
懐かしさを醸し出しています。

赤いソファーの椅子も少し傷ついたままのテーブルも
シャンデリアもステンドグラスも
今どきのおしゃれカフェとは全く違います。

店内の照明 シャンデリア!

店員さんたちもカフェエプロンをつけた元気いっぱいの若者ではなく
みなさん、揃いの白いシャツに黒のネクタイとズボンで
ベテランの様子あふれる男性スタッフさんたち。
それもまた、レトロの雰囲気に一役買っていますね

以前も書いたように煙草を手放せない連れは有楽町に来ると必ず寄る、
と言ってもいいくらいこの店を使っています。
私も彼に連れてこられました。少し前までは店内喫煙可でした。
こうしたお店での、あの入店した時の独特な煙い空気が
またまた昭和感が感じられましたが、今は喫煙ブースが設けられ
席で煙草を吸うことはできません。

貼られているキーコーヒーのポスターも昭和を感じさせる

さて、メニューですが、コーヒー、紅茶はもちろんのこと
軽食とスィーツが揃っています。
私はランチも頂いたことはありますが、やはりケーキ類が美味しい。
先日は初めてずっと店内で「美味しい案内アピール」が貼られていた
「窯焼きスフレパンケーキ」をいただきました。
これ、想像以上においしかったです。
見た目は非常にシンプルなスフレケーキですが
その柔らかさ、口当たり、味付け、これは病みつきになりそう。

窯焼きスフレパンケーキ

少しネット検索して調べた所、スタッフの皆さんは
料理人だった人が多く、「調理と接客の両方の経験者」が
条件で年齢制限はないそうです。
経験豊富で対応が早いのは、そうした「どちらも出来る」ところから
そして、出される品々も調理経験者だからこそのものもあるのでしょうね。

喫茶店の定番プリン・ア・ラ・モード

このところの客層は私が連れて行ってもらった頃よりも
若い人や女性も増えたように思います。
とにかく立地もいいですし、一息つくにはピッタリの場所と
言えるかもしれません。

また、スフレ、食べに行こうっと。


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