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短歌の感想を伝える 朱華(はねず)さん

朱華(はねず)さん 
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過ちは 外れぬ枷と なり変わり 苦しみ招く 糧となろうぞ

(Twitter2023年2月5日掲載/RIUMさん お題「罪」)
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先に断りを入れたいのですが
朱華さんの作品はどれも凛々しく
清廉としていて、ストレートに心に響く
素敵な作品だと感じています。

そういった朱華さんの良さが
感じられる作品を、たとえば短歌桜の企画に
提出されていた一首を紹介した方が
良いのではないかと悩みました。

ですが、企画の趣旨通り私の心に響いた
朱華さんの一首を紹介したいと思います。

私は叩けば「埃」では済まない量の
過ちがある人間です。
朱華さんの作品を何度も拝読している中で
いつもこの一首で手が止まりました。

この短歌が詠める方は
清廉とした生き方をされているのだろうなと。
または清廉とした人物を思い描き
その人物の考え方を述べているのかもしれません。
どちらにしても私には創れない短歌です。
だから心惹かれたのだと思います。
(決して自身にも朱華さんにも
 ネガティブな感情を抱いてはいません。)

作品を通して感じる朱華さんの
清廉さ・凛々しさはどこからくるのだろうと考え
何度か感想を書き直していたのですが

才能は研磨続けてゆく程に 唯一無二の武器に進化す

(Twitter2023年3月15日掲載/深夜のうた会さん お題「才能」)
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を拝読して、それは
努力と勇気を感じるからだと確信しました。

私には才能がある気がします それは勇気のようなものです

『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』
(枡野浩一先生 左右社 P326より)

を思い出しつつ拝読しました。

自作の短歌をとても綺麗な文字で
清書しアップロードされている朱華さんの文字。
一朝一夕でこれほどに
綺麗な文字をかけるはずはありません。
日々の研鑽の証でしょう。
そして、短歌もそうですが
自筆を掲載するのは勇気が必要だと思います。
ぜひ今後も朱華さんの研鑽と
勇気を拝見させてください。

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