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短歌の感想を伝える 葵七宝さん

葵七宝さん 
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肯定を求めるような歌なんて
きっとここにはいらないんだろ?

商品は僕には作れそうにない
だからやりたいようにやるよもう

いつの日か僕の短歌が羽ばたいて
そよ風を起こす日を夢見る

あきらめた夢の数だけ優しさに
変えて君を抱きしめてあげる

(Twitter2022年11月30日掲載 引用元はこちら)

試行錯誤を重ね短歌に向き合い
日々の様々な出来事を経て完成する作品
それらを通して私は葵七宝さんの
ストイックな姿勢を垣間見ました。

そんな葵七宝さんに対して私が何かを
申し上げること自体失礼かもしれません。
ですが、ぜひお心のままに
作品を作って下さると私は嬉しく思います。
ストイックな中にも
「これで本当に良いのだろうか」
と内省されるお姿を想像し
私は強い共感を覚えます。他にも

帰宅した母の後ろについてきた 落武者の霊はももクロのファン

落武者はこれがほんとのもののふ♡とジョークを飛ばし照れ笑いをする

父が来てえいや!と念を放ったら悲鳴をあげる落武者の霊

    (Twitter2022年11月26日掲載/#掲載トンチキ短歌愛してる部さんのお題 引用元はこちら)  

この連作も好きで
「もののふ♡じゃないんよ」と
ツッコミながら笑ってしまいます。
(ゆっくり考えてみると
念が放てる父もすごいですし。)

「必死にあがいてのたうち回る姿を見せる」
のは決して格好悪いとは思いません。
そんな葵七宝さんのお姿は
きっと誰かにとっての光だと感じます。

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