短歌の感想を伝える 有村 鹿乃子さん
有村 鹿乃子さん
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体の隅々を観察をしてしまうほど気になる人の指
そこには指輪は無いとしても花柄の絆創膏。
「あなた」の指先に触れて良いと思わせる
「誰か」がいることを知ってしまう。
おどろきや諦めなのか、諦められない思いなのか
そういった切なさを字余りからもとても感じます。
私がこの感想を書いたのは短歌を始めて数ヶ月
二週間ほど他の方の作品を拝読していました。
有村さんの短歌は一首一首を読む度
一瞬でその情景が浮かんできます。
そしてそのシーンは鮮明で
一首に物語を、続きを感じてしまう
読む度にその物語と続きを
考え続けてしまう強さがあります。
例えば・・・・・・
有村さんの作品は
多くの媒体に掲載されています。その中でも
『短歌の時間』(東直子先生・春陽堂書店)は
「なぜこれほど書店には
歌集や短歌の本が無いのだろう。
無いなら私が入れるしかないじゃないか」
と思い注文を出した一冊でした。
*短歌の時間(春陽堂書店さんHP)
拝読途中の頭の中には
架空の夫婦が誕生し会話が繰り広げられる。
微笑ましい情景、これは本当に言ってみたいですし
言われてみたいと強く感じました。
こうして感想を書く機会を頂いたことに
不思議な巡り合わせを勝手ながら感じています。
ありがとうございました。
「短歌の感想を伝える」掲載の経緯は
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