うたふるよる 第四夜キニー・コーヴェルさん
スペースのための打ち合わせメモ常盤みどりが選んだキニー・コーヴェルさんの短歌
「海へ海へ」の繰り返しが好きでふと手が止まり最後まで・もう一度と読みたくなる、意味を正確に理解出来た気にならないけれど、理解したくなる一首でした。チャレンジしてみました。
流れ落ちる涙からは雨を、その雨が川に、川が海へと還る情景を思い浮かべました。次にどうして「泣く」ではなく「鳴く」なのか、その疑問と向き合いました。「泣く」は一人の行為で、落ちていくもの「鳴く」は一人の行為であるけれど誰かに対して