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「鈴蘭の剣」を1ヶ月プレイして感じたこと:戦略と魅力

今回はゲームの感想について書きたいと思います。初めてゲームの感想を文字として書いてますので足らないところもあるかと思いますがよろしくお願いします。完全レピュではないため、ストーリー、音楽、絵などの評価はなく、個人的の感想だけとなります。

「鈴蘭の剣」は、2Dドット絵の戦略ロールプレイゲームで、高低差や障害物を活かして5人編成のキャラクターを操作するシンプルなゲームです。最近日本版が登場し、1ヶ月ほどプレイしました。少し課金もして、ゲームの様々な側面を体験しています。

現在持ってるキャラクタ

このゲームは、ソシャゲパートコンシューマーパートの2つに分かれているのが特徴です。ソシャゲパートでは、ガチャでキャラクターを引き、育成してデイリーや高難度クエストを攻略していくという、典型的なソーシャルゲームの流れです。コンシューマーパートでは、ガチャの影響を受けずに、ストーリー上で設定されたキャラクターを使って進めていくため、こちらは一切課金の必要がありません。

コンシューマーパート「運命の螺旋」

特に面白いのがコンシューマーパート。プレイヤーが育てたキャラクターを3人まで使えるものの、装備はなし。さらに初期キャラや傭兵を加えてストーリーを進めていくため、ほぼガチャの影響を受けない。このパートはプレイヤーの選択によってストーリーが変わるマルチエンディングで、自由にプレイできるのが魅力的です。スタミナ制限もなく、じっくり楽しめるのもポイントが高いですね。

一方、ソシャゲパートは最初スタミナが不足している感じがあったものの、レベルが45に到達する頃には余裕が出てきます。ただ、高レベルになると、やることがほぼデイリークエストの消化と高難度クエストだけになり、少し単調に感じました。特にエンドゲームのコンテンツが不足しているため、課金の必要性が薄れてきていて、ゲームの運営は大丈夫かな?と心配にもなります。

ランク55でLv65までクリア
最近新しく追加されたLv70はまだ未攻略

このゲームのもう一つの面白さは、キャラクターやオブジェクトを押したり引っ張ったりして、マップ上での戦略を変えられる点です。マップからキャラクターが場外に出ると即死する仕様はユニークで、配置には注意が必要。対戦モードが実装されたら、使われすぎてバランスが崩れる可能性もありそうですが、現状では楽しく遊べる要素です。

オブジェの樽を移動させる
移動させたことで爆発する際、敵にあたる

総じて良い点は、戦略性の高いゲームシステムと、自由度の高いコンシューマーパートの存在です。特に、ソシャゲでは珍しく、スタミナに縛られずにストーリーを進められるのは非常にありがたいですね。(自分個人としてはPC版も遊べることも良い点でした)

ただし、悪い点としては、ソシャゲパートのエンドコンテンツが少ないこと。課金要素が薄くなり、プレイヤーのやる気が続かない可能性があります。PvPの導入も検討されているかもしれませんが、課金誘導が強まるとプレイヤーの反感を買うリスクもあり、運営側の難しい判断が求められそうです。現在はPvP用のイベント楽園大混戦を実施してる中ですが、これの反応次第で導入してもいいと思います。私はキャラクタが足りないから試すことは出来ないですが、似てるシステムを他のゲームでやってましたがとても楽しいPvPシステムだと思いますけどね。

今後のアップデートでどんな新しい要素が追加されるか楽しみですが、現時点では戦略を楽しむゲームとして、十分に面白い作品だと思いますのでSRPG好きな人には非常におすすめするゲームです。


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