Garminを修理に出したらレベルアップして帰って来た
第44回つくばマラソン37km過ぎでDNF。
Garminだけが。
本体（私）は5時間ちょっとかけて無事に完走したんですけどね。
4年間連れ添ったGarminが最後まで伴走してくれませんでした。
愛用していたのは「ForeAthlete 45」という、エントリーモデルのランニングウォッチ。
スマートウォッチモードで最大7日間、GPS モードで最大11時間というスペックだけど、購入当初から7～8割くらいしか電池が持たない感じだったのよ。
同時期に同じモデルのGarminを購入した友人とランニングしても、あきらかに私の方が電池の減りが早かったり。
寒い日の山歩きでは4時間持たずに終了したり。
まぁ、決定的に困ることがあったわけじゃないので使い続けてたんだけど、フルマラソンで電池がもたないんじゃ、いよいよ買い替えだよなー。
新しいGarminに買い換えるか。
最近ランニング界隈で人気のCOROSに買い換えるか。
いずれにしても高いし、悩ましい…
そんな時、ふと思い出したのだ。
4～5年ほど前、Garminの公式サイトには「電池交換」というページが存在してたことを。1万円ちょっとくらいで電池交換します、ってかいてあったような記憶。
いま、私が求めてるのはこれです！！低価格での電池交換！！
んがが。Garminのサイトを隅々まで探しても、電池交換のページが見つからない。
検索してみると、電池の劣化を「交換修理」で対応してもらったというブログ記事を発見。
Garminサイトの修理・点検ページを確認してみる。
注意事項が多くて脳みそが溶けそうになるけど、要約するとこんな感じ。
社内修理規定で分解修理は行なっていない。製品本体の交換修理対応となる。（だから電池だけの交換ができなくなったっぽい）
ソフトウェア的な不具合は、メンテナンス作業で復旧すればそのまま返却
ハード的な不具合は保証期間内なら無料交換、それ以外は有償交換
破損がある場合は保証期間にかかわらず有償交換（うっかり落としたりぶつけたりして壊してしまった場合も対象ってこと、よね？）
エントリーモデルの修理料金は、だいたい定価の半額が設定されているようだ。
とりあえず、修理依頼フォームから問い合わせしてみることに。
ただの経年劣化なので交換修理対象外です、って言われたらおとなしく買い換えしますよ、という気持ち。
シリアルナンバーと購入時期を入力して、修理対象の製品か確認してからフォームにたどり着くことができるの、実にスマート。
不具合内容には「電池の消耗が激しい。4時間もたない。」的なことを書いて送ってみた。
翌日担当者から届いたメールの概要がこちら。
大変申し訳ございませんがご使用のカラーは半導体不足の影響のため製造終了となり、交換品をご用意できない状況でございます。
そのためForeAthlete55 Blackへの機種交換対応のご案内となります。
修理料金はForeAthlete45の修理料金にてご対応となります。
上記内容をご了承いただき修理をご希望の場合は製品の送付をお願いいたします。
なななななんか、こちらが申し訳ないくらいありがたいご提案。
速攻で送りますとも！！！
送った翌日には時計が到着した旨のメールが届き、その日の夕方には修理品検証結果のご連絡メールが届いた。
電原不良の可能性があるので、ご案内した上位機種への交換を提案します。交換希望ならメールに記載の専用URLからクレジットカードでお支払い、修理キャンセルならキャンセルボタンを押してください。
的な内容。
メールが届いた5分後には支払い完了してましたよね。
3営業日ほどでニューGarminがやってきました。
プチプチで2重に包まれた、産まれたままの姿のForeAthlete 55が。
新品なんだけど、あくまで製品本体の交換なのよ。
箱も、説明書も、充電ケーブルもありません。
ForeAthlete 45（before）
スマートウォッチモード：最大7日間
GPS モード：最大11時間
ForeAthlete 55（after）
スマートウォッチモード：約14日間
GPS モード：約20時間
間違い探しかな？
というくらい、見た目はほぼ変わらないんだけど、稼働時間がめっちゃレベルアップしとる。
Garmin製品の中では最廉価帯の製品を使ってるユーザにも、丁寧で迅速な対応。本当にありがたかった。
問い合わせから交換品の到着まで、9日でした。
Garminには修理という選択肢もあるよー。
別メーカに浮気しようとしててゴメン。
ずっと使います。