【ビジネス書を読む時間がない若手金融会社員・就活生向け!】クリティカルシンキング10
前回までに引き続きクリティカルシンキングについて記載していきたいと思います
前回、「因果関係の把握」について記載しましたが、本日は「因果関係を正しく紐解くためのポイント」について記載したいと思います
正しい因果関係を導くためのポイント(留意点)
1. 直感による判断
2. 第三因子の見落とし
3. 因果の取り違え
原因と結果を取り違える、にわとりたまごの因果関係を単純な因果関係と錯覚してしまうことも多いです。この錯覚を起こすと原因を取り除いたつもりでも実際には期待した効果が表れないことがあるため、注意深い分析が必要です
4. 最後の藁
たまたま最後に起こった事項、たまたま目立った事柄を本質的な原因と勘違いする、という錯覚です
ビジネス上も落とし穴となり得るため、これもまた注意深い検討が求められます
5. 真の目的が共有されない
6. 手段の目的化
ある目的を実現するために手段を選択しますが、その手段を実行すること自体が目的化してしまうことを指します
常に目的を念頭に置いておく必要があります
7. 予期せぬ副作用
ある手段を選択するときに、望まざる副作用・副産物が生まれないか、事前に創造力を働かせて推察する必要があります
想定される場合は、事前に対応策を講じる必要があります
いかがでしたでしょうか
全10回に渡り、クリティカルシンキングについて記載してきました
問題解決を行う際の考え方、思考法という観点で、少しでもお役立ちできれば嬉しいです
次回以降もお楽しみに!