【ビジネス書を読む時間がない若手金融会社員・就活生向け!】決算書の読み方(4/4)
全4回にわたり、決算書の読み方について記載しています
銀行員として、融資を行う前に必ずお客様の決算書を確認します
決算書の読み方を理解することは必須スキルと言えるでしょう
そもそも決算書とは、企業が会計年度ごとに作成する計算書類のことを指します。会社法上、全ての会社に作成が求められています
決算書を読み解いていくことで、会話だけでは見えてこないビジネス・財務の状況や商流のイメージが湧いてきます、決算書は情報の宝庫です
先ずは、決算書の主な構成について確認したいと思います
以下の他に、勘定科目内訳明細書等の詳細頁が含まれます
決算書を確認した上で、財務分析(様々な指標を算出の上、財務健全性・返済蓋然性等を分析)を行うこととなります
貸借対照表
損益計算書
キャッシュフロー計算書
株主資本等変動計算書
本日は、「株主資本等変動計算書」について、詳細を見ていきたいと思います
株主資本等変動計算書
株主資本等変動計算書は、純資産の部の一会計期間における変動額を表しています
資本金・準備金・剰余金・自己株式・新株予約権等が一会計期間(基本は1年)でどのように変化したのかを示し、最終的に純資産の内訳となる各項目について、1年間のフローとストックを示しています
貸借対照表、損益計算書対比細かく確認する必要はありませんが、配当の方針等貴重な情報が読み取れます
いかがでしたでしょうか
これまで、決算書の主な構成要素と重要なポイントについて記載してきました
次回以降は、具体的な財務分析を記載していきたいと思います、お楽しみに!
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