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【ビジネス書を読む時間がない若手金融会社員・就活生向け!】銀行入行後のキャリア

新卒での銀行入行後のキャリア

  • 本日は銀行入行後のキャリアについて記載したいと思います

  • 銀行の新卒に対する人事方針は時代に合わせて変化します

  • 全員が一律で支店・法人営業部へ配属となる年(先ずは銀行業務の基礎を2年かけて学んでもらおう)、法人営業部・本店各部問わず配属となる年(専門人材を育成すべく本店各部への直配をしよう)が数年サイクルで繰り返されている印象です

  • 私は、全員が一律で支店・法人営業部へ配属となるパターンで入社しているので、その場合のキャリア形成についてお話したいと思います

具体的なキャリアステップ

1年目(支店)

  • 支店で銀行窓口業務を担当します

  • 具体的には、法人/個人の口座開設・インターネットバンキング・クレジットカードの推進や諸変更(住所変更、暗証番号失念、印鑑紛失)の対応等です

  • 銀行の窓口業務がどういうことを行っているのかを学ぶことができます

  • 後々携わることは少ないであろう支店業務を経験できたことは、振り返ると良い思い出だと思っています

  • インターネットバンキング、クレジットカードの推進については、1年目ながら営業目標があります

  • 3年目で希望部署に配属される可能性を高めるためにも、
    1年目から目標達成していくことが非常に大事なので、本気で営業していました(その結果、大幅に目標達成することができました)

2年目(法人営業部)

  • 支店を卒業すると、法人営業部に配属となります

  • ここでは、担当を持ち(大きい営業部であれば副担当)、法人融資の営業を担当することになります

  • 各法人項目(融資、為替、新規、フロー収益等)に対して営業目標があるため、ここでも勝負の1年が始まります。分からないことは調べ、それでも分からないことは先輩に聞き、業務をとにかく吸収することが大切です

  • 実際にお客様とビジネスの困りごと等をヒアリングし、融資や為替サービスを提供していると、2年目の銀行員であっても(ビジネス経験が少なくとも)お客様に貢献できることは多々ある(銀行が持つソリューションを使えるため)ことが分かります

  • 社会人の基礎となる営業力、タスク管理能力・推進力、対人コミュニケーションを学ぶことができたと思います

  • スキル面では、財務分析に関するスキルが身に付きました

3年目(各自キャリアを構築)

  • 2年目の法人営業部を終えると、各自のキャリア希望に合わせて異動/残留となります

  • イメージとしては、2/5が本店各部へ異動、3/5が法人営業部に残留、という形です

  • 私が勤務していた銀行は比較的希望が通り易いと言われていました。人材の流動性が高まっている昨今において、この傾向は他都市銀行でも起きていると思います

  • そのため、キャリアの希望を明確に持ち、支店長、部長、人事部に言い続けることが、目指すキャリアを実現する大きなポイントとなります

  • 本店各部は、大きく①リテール、②ホールセール、③国際、④市場、⑤コーポレート(人事、総務、経営企画、システム等)に分かれており、人によってリテールのチャネル戦略部署へ行ったり、プロジェクトファイナンスの部署へ行ったり、海外転勤したり、市場営業部に行ったり、総務部へ行ったり、システム部へ行ったり様々です

  • 私は、プロジェクトファイナンスの部署へ配属となり、プロジェクトファイナンスの営業/期中管理を担当しました

  • 法人営業部と比較すると、PJの規模が大きい、ドキュメンテーションローンの作り込みが細かい等の環境変化を感じつつも新たな世界での業務を楽しむことができました

  • その後のキャリアは言わずもがな個人次第です。希望通りの部署とはならなくても、置かれた場所で結果を出し、希望部署への思いを言い続けることが、目指すキャリアを叶える近道だと感じています

いかがでしたでしょうか
本日は銀行入行後のキャリアについて、記載してきました
銀行入行を考えられている方にとり、少しでもお役立ちできれば嬉しいです
質問等あれば、コメントお待ちしております

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