【社員インタビュー#2~前編~】アクチュアリーでIT系メガベンチャー新規事業部にも出向!? ビジネスデザイン部長 入門大介の”X”
14年の社歴を通して保険の入り口から出口までを経験したビジネスデザイン部長 入門大介。Tokio Marine Xの商品開発を担う部門のリーダーとして、保険業界に革命を起こしていく入門はどのような未来を思い描いているのか。前後編に渡ってお届けします♪
是非最後までご覧ください!
ビジネスデザインを行うビジネスデザイン部の仕事
―現在、入門さんが部長を務めている「ビジネスデザイン部」とは、どのような部署なのでしょうか。
入門 私が部長を務めているビジネスデザイン部では顧客に大きく支持されているIT企業や生活インフラを支えているビジネスパートナーなどと対話しながら保険商品の開発を行っています。
担当業務は3つの領域があります。
1つ目は「商品企画」領域です。
商品企画の流れは、商品の決定⇒保険事故の発生確率などの計算⇒保険約款や重要事項説明書などの作成⇒金融庁や財務局との折衝⇒システム開発という流れになります。
2つ目は「マーケティング」領域です。
保険の必要性をどのように訴求していくかを検討し、お客様がご覧になるWEB画面の作り込みやUIUXの改善をしていきます。
3つ目は「カスタマーサービス」領域になります。
保険のご加入者様とのやり取りや事故発生後の損害サービス対応を担います。簡単にいうと保険の入口から出口までビジネス全般を担っている部署というイメージです。
挑戦でキャリアを切り拓く
――東京海上日動に入社した当初は、どんな仕事をされていましたか?
入門 入社して初めて配属されたのは、九州損害サービス第一部福岡損害サービス第二課でした。
――どのような経験をされたのでしょう?
入門 損害サービス部では、事故や災害にあわれてしまったお客様へ保険金をお支払いするという、保険の出口部分を経験しました。また、実家が自動車の修理工場であり損害保険の代理店であったため、ここで保険の販売について学ぶことができたと思っています。
――入門さんは、アクチュアリーの勉強をしていたそうですね。
入門 そうなんです。2009年から7年ほど、経営に関する仕事をするために、アクチュアリーの勉強をしていました。アクチュアリー試験の科目合格を積み重ね、2012年に東京海上日動あんしん生命経理財務部管理会計グループに異動となりました。管理会計や財務会計決算業務に携わり、保険会社ならではのリスク管理を経験しました。
その後、2017年には東京海上日動個人商品業務部第三分野グループへ異動し商品企画・商品開発に携わり、保険を開発することを経験しました。
2021年にはIT系メガベンチャーに出向をしてマーケットリサーチやUIUX、スタートアップマインドについて学ばせていただき、2022年からTokio Marine X少額短期保険会社(以下、「Tokio Marine X」)の立ち上げメンバーとして、保険会社の経営に携わっています。
実家が会社の経営をやっていたので、自分自身でも、会社の経営をやってみたいと思っていました。2009年に入社以降、これまで色々な部署に異動してまわり、会社全体を見るような経営の仕事をしたいという想いが募っていました。Tokio Marine Xで、それが実現した形になります。
「ベンチャースピリット」で挑戦を加速する
――Tokio Marine Xの立ち上げに参画することになった経緯を教えてください。
入門 2017年に個人商品業務部で商品のR&Dを担当していたころから多くのお客様を抱えるビジネスパートナーとの共創案件が少しずつ出始めていました。
2018年頃から、“こうしたお客様との共創を専門とする保険会社を立ち上げてもいいのではないか”と思っていました。そして、2020年に東京海上日動の社内起業プロジェクトであるTIP(TokioMarine Innovation Program)において、少額短期保険会社を立ち上げたいと起案しました。このTIP自体は落選してしまいましたが、取締役社長宮谷も同じ想いを持っていて、2021年に社内稟議が通り、立ち上げメンバーとしてTokio Marine Xの前身である東京海上日動少額短期設立準備株式会社への異動が実現したという経緯です。
(・・・後編へ続きます♪)
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ビジネスデザイン部長 入門の現在の業務に繋がる過去について紐解いていきました! 後編では、思い描く未来や大切にしている価値観などをお届けします♪
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