【ルーツ】舞-HiME ~20周年記念同窓会~【2024.11.03】
本来なら晴れたこの日にこそ餃子祭りを堪能するはずだったのですが、このイベントを知ってしまっては行かなければならない!
こちらのイベントに参加してきました!
「舞-HiMEプロジェクト」と呼ばれる「サンライズ初の萌えアニメ」。その第一弾がアニメ『舞-HiME』
もう20年前にもなるのか・・・。
記念して動画も配信されてましたね。
何故、このイベントに参加しなければならないのか。それはウチのハンドルネーム『鴇羽タクミ-ときにゃん-』がこの作品から取ったからです!主人公の鴇羽舞衣の弟が拓海という名前でウチの本名と同じなのです。アニメを見ている時は名前を呼ばれて小っ恥ずかしい、くすぐったい、ドキドキする気持ちになったのを覚えてます。アニメキャラと同じ名前になったのが初めてだったこともあり愛着が湧いてそこから名乗るようになりました。
そんな思い入れのある作品のイベントが開催されるとあっては参加しなければならないと先着チケット争奪戦を勝ち取りました!開始1時間で完売するとか、いまだに根強い人気があるのだなと実感。嬉しい限りですわ!
会場は・・・
2週連続で池袋に来るとか縁があるのかな?
ちなみにウチが参加したのは昼の部。夜の部とも考えた。餃子祭りに参加してから夜の部に間に合うのでは?とこのイベントにはトークショーもあって、ゲストさん的に昼の部(中原麻衣さん、千葉紗子さん、清水愛さん)の方が会いたいと思ってこちらに。
※夜の部では千葉紗子さんと入れ替わりで進藤尚美さん
あとは多くの人に見てもらいたいし、1人で両方はあれかなと、あと単純に取れなかった。
そんなわけで、昼の部の上映がスタート。
どの話数が上映されるかは当日のお楽しみ。これは気付かなくてトークショーで知ったんだけど、上映する話数はゲストさんが選んだものだそうです。
※ちゃんとイベント概要を読め←
昼の部では
第03話「炎の舞/星の誓い」中原チョイス
第08話「たいせつなもの。」千葉チョイス
第19話「こころの迷宮」清水チョイス
以上が上映されました。
トークショーでどうして選んだか理由も話されました。
・第03話「炎の舞/星の誓い」
カグツチが初めて召喚されその姿がカッコいいからw
いや確かにカッコいいのよ。山をも削ってしまうあのブレス。放つまでの描写サンライズらしくてめっちゃいい!
・第08話「たいせつなもの。」
自身の役ではなく、日暮あかね役の岩男潤子さんの演技がすごかったから。
ここから話が一気に進み、たいせつなものをかけると言われ契約をするのですが、その大切なものは自分の命ではなく、自分が大切だと思う人の命だったと知る回。この時のあかねがマジで泣ける。
・第19話「こころの迷宮」
一気に飛んだと思ったよ。もう終盤戦に入るとこだもん。
理由は泣いたからw
そうなんだよ、ここからサンライズらしさが出てくる。HiME同士が戦い合うことを強いられて私たちはそんなことしないという約束をしたのに外部からの脅し、策略により戦わされ仲間たちがバラバラになっていくまさにその始まり。めっちゃ暗い話です。
当時のお話もしてくださいました。
あ、書き忘れたもう一人登壇されていて、司会はプロデューサーの古里尚丈さんです。
アフレコはとても過酷だったようで、何回もリテイクを繰り返されたと、三間さんだからなと納得。可愛い女の子キャラ達だけど演じられる方々全員に言われていたのが「高い声禁止令」、もっと低くもっと低くと、アニメを見ている時は違和感ないけど、他のキャラの演技と比べると確かに低いのか。愛ちゃんは特にそうかも。毎週このアフレコに参加するのがしんどくて家から出るのが辛かったらしい。ただ、学校みたいな感じで来てしまえば楽しかったそうな。
ヒロインというか主人公は、舞衣、なつき、命の3人でどうやって選ばれたのかのお話もありました。オーディションはもちろんだけど、演じている時だけでなく、素のしゃべりも聞きたいと、千葉さん、愛ちゃんとはお食事に行ったとのこと。ただ、麻衣さんとだけは行かなかった。何故か?もう一人のプロデューサーである国崎さんが「中原麻衣だぞ」の一言で決まったそうだw
※古里さんは国崎さんに頭が上がらないそうです。
けど実際にアフレコを重ねるとピッタリだと納得されたそうです。
あとネームキャスという都市伝説もw
この流れでサンライズのアニメ制作、古里さんの企画過程のお話に。
サンライズで原作のないオリジナルアニメを制作する際は情報を一切出さないようにしているそうで、アニメ雑誌で紹介する際も数話置いてから掲載するようにお願いしたり、あえて暗いだとか、燃えアニメという印象をあたえないように萌えアニメであることを宣伝してくれとお願いしていた。確かにメガミマガジンなんか肌色描写が多い絵だった。途中そういうお遊び回もあったけど全体的に見ればバトルやら暗いシーンの方が多いからな。
これはキャスト陣に対しても同じで、台本も毎週撮り終わってから次週の台本を渡していて、まとめてドンってことはしないらしい。キャラクターたちと同じように体験・体感しているんだという気持ちをもって演じて欲しい、リアル感を出したいという理由からだそうです。
また古里さんの作品の系統というか系譜というべきか、『勇者シリーズ』『星方天使エンジェルリンクス』のように担当した前の作品に似たキャラクターが次にも登場して声優さんも同じ、そうすることで前の作品の雰囲気だとかを知っている、それを次の作品にも引き継いで伝えられるようにしているとのことでした。
あとこれはめっちゃ個人的に受けたという裏話。
愛ちゃんと炎凪役の石田彰さんが、毎週お笑いの円盤を貸し借りしていたということに驚いたwスタジオではATフィールド全開の石田さんがお笑いの円盤を貸し借りしていたなんて・・・。若い頃は違ったのかな?石田さんのことを知っているだけにマジで驚いたよ。
最後に今回のために作られた20周年記念グッズの告知を、キャラボイスでお願いしますという無茶振りw
流石にできず、出来たのは愛ちゃんだけだった!語尾をだぞ、だな、トーンも命っぽくて、生アフレコってわけではないけど嬉しかった!
ステージ上には出演者全員のサインが入った当時のDVD販促ポスターが展示してあった!
少し色褪せているのも歴史を感じるし、ちゃんと保管されていたことに感動!
改めて思ったけど『舞-HiME』って20年経った今見直しても面白いよ!むしろ20年前にこのクオリティの作品が深夜枠で放送されていたことに驚く。製作がサンライズってのもあるけど、この作品レベルを26話分保つのも相当難しい。今放送しても遜色ないレベルだしサンライズの本気度が伝わってくる。製作陣、声優陣も超豪華でよく集められたと思うわ。当時はそこまで気にしてなかったけど、音楽を梶浦さん担当だったんだ。今聞くと確かにそうだと思うし、制服デザインはいのまたむつみ先生。めっちゃすごい作品だよ!!!!
素敵な作品に出逢えたこと、そこからいただいて現在まで名乗っている名前で今の繋がりがあると考えると感慨深いものがありますな。本当に感謝でしかない。改めてありがとうございました!