「働かなければならない」ではなく、「働きたい」を叶える職探し
全て自由に決めてよければ、皆さんは、どんな風に働きたいと思いますか?
・朝から晩まで、バリバリ働きたい
・週3働いて、残りは遠方の牧場で働いてみたい
・夕食を家族そろって食べられる時間まで働きたい
・夜型なので、夕方から夜にかけて仕事をしたい
人それぞれの特性と価値観、ライフステージによって、希望する働き方は無限にあるんだと思う。
そして、それを望み、実現することは何も悪いことではないはずだ。
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私は、会社を休職→退職してから2年、専業主婦をしていた。
この2年は一応、心の療養期間なのだが、毎日病院に通うわけでもないので、することがなくて自由。朝、何時に起きても誰にも迷惑にならない。
気楽で自由で、できればずっとこのまま過ごしたいと願うと同時に、早く働かなければ、と焦っていた。
休職前の私は、一般的な、週5・実働8時間の正社員で勤務していた。
さらにその前の会社では、週4・実働8時間の契約社員で働いていた。
週4勤務の話は、以前note で書いた話なのだけど、
仕事で疲労困憊の末に自分から会社に打診し、“正社員の身分“・“管理職のポジション“と引き換えに手に入れた自分なりのバランスだった。
詳しくは ↓ こちらの記事に。
この心地良かった週4勤務をストップし、週5勤務で再び働き始めた理由は、結婚だった。
結婚当初、夫が研究学生の身分で収入がほとんどなかったため、その分稼ぐ必要が生じ、再び週5にしたといういきさつだった。
正直、いくら療養しても、
「ああ、、、また会社に就職したら、朝から晩まで働いて、自由の少ない生活に戻るのか・・・」
社会復帰にネガティブな想いしかわいてこない。
そんな私に対して、病院の先生が声をかけた。
「働くことを“義務“ではなくて“権利“だと考えたら、捉え方が変わりませんか?」
確かに・・・
また、私、お得意の「○○しなくてはならない」でいっぱいになっていた。働くことが権利なのだとしたら、「○○したい」に変換すればいいんだな。
私は、先生の言葉をヒントに、
どうなれば「働きたい」となるのかを、自分にひたすら問いかけていった。
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私は、会社に属することは嫌ではない。
フリーランスは、私が稼げるイメージが今はないので希望していない。また、働くのは嫌ではない。仕事を通じて成長するのは楽しいとも思う。
どうやら、私は、
週5・実働8時間という労働時間を、長いと感じ、苦痛に思う人なのだった。
ふと思い出したことがあった。
2年半前、参加したセミナーに登壇した企業が語ったこと。
この企業は、サイボウズ株式会社です。
私は、妄想した。
もし、働くすべての人が、サイボウズのように、“自分の好きなように働き方を設計し”、その範囲で自分の才能や力を活かせる“好きな仕事をして”、“報酬”を得て、“会社や社会に貢献“出来るなら、どんなに明るい社会になるだろう?と。
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自分が“働きたい“と思える“働き方“をとことん追求しよう。
そこを妥協するのは絶対にやめよう。
サイボウズの考え方を、自分なりに職探しの物差しに設定し、
「働きたい」を叶える職探しをスタートさせたところ、
派遣で週3・実働6時間の仕事にご縁ができた。
まだ3日間しか就業していないけれど、とても良いバランスだと感じている。することがなくて自由な生活もよかったけど、仕事を通じて受ける刺激や緩急は、暮らしに“活気”と“充実感”を与えた。
落ち着いてきたら、残りの平日で、動物や自然に関わる仕事をしたいと思案中。
そして、今後も、体調や状態に応じて、週4に変えたり、逆に時間を減らしたり、また何度でも転職を繰り返すことだって許す自由を、自分で自分に与えるつもりです。
一番大切にする物差しは、
「働かなければならない」ではなく、「働きたい」かどうか。
日本社会の働き方が、もっともっと柔軟に、多様に、豊かに広がって、
ウキウキしながら「働きたい」と思って仕事する人だらけになることをずっとずっと、心から願う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。