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SL2Sで動画と写真をうまく行き来するには

この日記ではほぼLeicaSL2-Sというカメラを使用して写真を撮っている。

SLはボタンひとつで写真と動画モードの切り替えができて、かつ別々の設定が出来るため、写真を撮っていて動画も撮るということがシームレスに行えるハイブリッド機だ。

だがなかなかハイブリッドに扱えず片方に集中してしまう。おそらく脳のせい。写真と映像を撮る時の脳内モードが異なるのだ。その両者をいかにマージしていくかを考えていて、トレーニングというか新たな実験を始めている。

ところでSL2SでLOG撮影時に、ISO400以下が使えなくなるのはなぜだろう。この制限がどのような理論でかかっているか調べてもわからなかった。ご存じの方がいたら教えてほしい。このせいで屋外ではフィルターが必須となる。そして屋外でのフィルターワークが、写真と動画の行き来を少し困難なものにしていると思うのだ。

2020年以前に撮った映像をずっと整理していて、コロナ前と後で自分と世界の関わり方にどのような変化があったのかを探ろうとした。おそらく何か決定的なものが変わった気がしていて、それが何だかわからない。マスクをしているとか、ワークフロムホームになったとかそういうことではなくもっと深いところになる内面的なもの。

サーバーの映像量は膨大で、何も掴めそうになく諦めたところで、2011年の震災後に撮影した桜の映像が出てきた。震災前と後。ここにも確かな境界がある。古いiPhoneで車内から撮影した動画には国立の桜が緩い解像度で映っていた。古いホームビデオを見ているような、写真に関してもそのような写真を僕は元々撮りたかったのだと改めて思い出した。

-- 9月18日 2022年

過去のくだらないものから、SLで撮影した映像も増やしていくのでYouTubeチャンネルもぜひご覧ください。

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