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学習の鍵はピラミッド?実践あるのみって話

学習しても効果が出ない。
研修受講してもうまく活かせない(または研修がつまらない)。

これらは学習材料のせいでもなく、研修のせいでもありません。
第一に自分が何をしたくて今何を学んでいるのか?の目的意識が最も重要であるというお話しは以前のnoteでも書きました。


今回ご紹介したいのは「ラーニングピラミッド」です。
Eキャリア教育ラボ様HPより引用

学習定着率というものをピラミッドの形で表現しているものになります。
いつも思うのですがこういう概念を作り上げる先人達って本当にすごいですよね。私も新しい概念を新しい言葉で作ってみたいものです(ま、実は作ってますがあくまでも内輪のネタどまり)

弊社が得意としているB to B営業向け研修で例えるならば、ずばり
実践による経験・練習 ー>学習定着率75%

営業は活動してなんぼ!
学びを活かして良い所を伸ばして改善点をまた学びの繰り返し。
ところが、現実は・・・

数ヶ月前、私の研修に参加頂いた皆様に、ステップアップ研修という事でさらなるスキル強化研修をトライアル的に開催しました。
その研修は1回目で学んだ内容を実践型グループワークで発表し、参加者同士が相互にフィードバックをし合うものです。
最初の受講から時間を空けているのは、実業務である程度実践で活かしてから、改めて研修を受けるコース体系にしていたためです。

ところが・・・
これが現実か痛感したリアルをお伝えします。
参加者は10人でした。

結果
3名は以前学習した内容が全く活かされていない
2名はなんとも言えない中途半端
5名は学んだ事を意識的にはっきりとわかるくらい取り入れていた

このように、学んだ後に実践で活かしている人と、活かしていない人とでは、時間の経過とともにその差は面白いくらい明確に変わります。

営業研修なのでピラミッドの一番下にある「他人の教える(90%)」のシーンはあまり想定していないので、こちらが期待する事は「実践による経験・練習(75%)」です。

という事で、今回は研修を受講するだけでは学習定着率は最も低い5%であり、とにかく実施に取り入れて、そして経験を積む事が重要になります。

だからこそ、受講時点での受講目的の設定が最も重要になるというお話しでした。

・今この研修に参加している理由は?
・研修受講後に自分が思い描く理想的な姿をイメージする(理想的な姿を持つ事こそ成長のモチベーションになる!)
・理想的な姿に近づくために学んだ内容の何をどこでどうやって実践すれば良いかシミュレーションしながら受講する

参加者の声
「私の場合、営業力を強化したい=売れる営業になりたい という強い思いがあり、本研修に参加しました。よって私の期待は実践できるスキルをこの場で身につけたい!でした。
研修受講中、私自身の普段の営業活動にどれだけ抜け漏れが沢山あるかをまず気付かされました。だからこそ、なるほどこれを実践すれば良いのか!というポイントが明確にわかり、受講中にもかかわらず今すぐ営業いきたいって思うくらいでした。
受講後、学習した事をイメージしながら実際に商談を行いましたが、お客様の反応は大きく変わり、案件化率は確実に上がりました!営業商談が楽しいと始めて感じる事ができました。」

お問い合わせ contact@tokikata.com


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