なぜ、僕は鍛えるのか。
僕の根底にあるもの。
僕を突き動かすもの。
それは
人を喜ばせることだった。
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インスタを見てくれている人はびっくりすると思う。
僕はコンプレックスの塊だった。
背が低いし童顔、肌も荒れてて、顔もイケてない、お金もない。
お洒落、イケメン、面白い、お金持ち。
そんな男たちが羨ましかった。
人と自分を比べることしかできない自分が悔しかった。
大学1年の時に友人にトレーニングに誘われたのがきっかけで、
トレーニングにハマっていった。
自分の身体が変わるのが楽しくて、無我夢中で
本当にどんな時もトレーニングをした。
雨の日、台風の日、雷の日
大学のテスト期間でも授業をサボって筋トレした。
ジムが無料で使えるからジムのフロントスタッフのバイトを始めて、
会員さんよりジムを使っていた。
お金がないから友人や後輩とのご飯を筋トレがあるからとカッコつけて断って、
けど本当は悔しくて泣きながらトレーニングしたし、
家賃や光熱費を滞納して電話がかかってきても、
ジム代やサプリ代だけは払って
僕はいつもジムにいた。
トレーニングしている時だけは、強い自分でいれたし、それ以外の全てを忘れられた。(今思えばただの現実逃避w)
そんな僕を変えたのは、BVEATSで働くことが決まってからだった。
この投稿の通り、何気なくかっこいい男になりたいと思った筋トレが生業になって、
お金を頂くことが僕にとって、凄い事だった。
BVEATSにきて1番変化したのは
自分の為にトレーニングしていたのが
人の為にトレーニングするようになったこと。
筋肉は自分を喜ばせるためではなく、
人を喜ばせる為にあるのだと思えるようになった。
筋肉のコンテストに出て優勝して有名になって稼いだり、ちやほやされたい。
そんな気持ちが先行しがちだった。
ただ
元気なマッチョがいるだけでその場が明るくなったり、周りの人が笑ってくれたり、脱ぎ出す人がいたり、腕立てし始める人がいたり。笑
僕がトレーニングや栄養のこと、サプリの勉強をして調べて、自分の身体で試して経験してきたことを人に伝えて、喜んでもらえた。
自分のためだけにトレーニングするよりも、何百倍も嬉しい気持ちになった。
自分を鍛えることは、大切なことをたくさん教えてくれる。
一つ挙げるのであれば
No pain , no gain.
痛み無くして成長なし。
物事を猛烈に前に進めようとするとき
筋肉を鍛えるとき
美しくなろうとするとき
失敗や痛みは必ず起こる。
ただその先にハンパじゃない成長があることを知れた。
苦しいとき、辛いとき、楽しいとき、怒っているとき、
誰かに矛先を向けるのではなく
自分に向き合い続けること。
トレーニングに行こうか迷う時
トレーニングで追い込む瞬間
今日は行かなくていいかなとか、
もうやめようかなという弱い自分を知れる。
それを乗り越えて、
まだまだやれる、成長できる自分を見つけられる。
筋トレはそんな日々の繰り返し。
僕は今日も、今日出会う誰かを喜ばせるために準備をする。
今日も自分の限界に立ち向かう。
それが、僕が自分を鍛え続ける理由。