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ゆるふわにこの世をサバイブしていくコツを見つけた〜『ポンコツな私で生きていく』を読んで〜
最近知ったライターのいしかわゆきさんが大好きになってしまい、立て続けに書籍の感想です(その記事はこれ)。
今日はこの本を読みました。
『書く習慣』に続き、こちらは『ゆるふわ思考で、ほどよく働く』ために、どんなふうな考え方を持ち生活していくか?について書かれています。
私自身、自分には多すぎる仕事内容に追われ万年体調不良みたいな時があったので、「これは読まねば」とポチりました。
ゆるふわに人生をサバイブするコツまとめ7つ
・『やめなければいつかなんとかなる』なるべく無理なく続けられるようにする。即効性をもとめない
・自己肯定感を上げるために『攻撃してくる人とは関わらない』『自分の力が活かせない場所には行かない』『コンプレックスが浮き彫りになる状況を作らない』
・世界は思い込みでできていると知る
・些細な選択でも自分のお気に入りのものを選ぶ。それだけで満たされた気持ちになる
・知識は、生きるのを楽にしてくれる薬。考え方を知ることで世界が開ける
・嫌なことがあった時自分の中に原因を探さない。そもそも原因や理由がないこともたくさんある
・『偽りの自分』でいても望まない人を引き寄せるだけ。ありのままでいた方が気の合う人と出会える
自分が見えている半径5メートルを世界全体だと思うな
この本を読んでいると、「そもそもそれってなんなの?」という常識や普通と言われていることにとらわれる必要がないと言われている気になります。
というか、実際そうなんですよね。
なんとなく言われていること、
例えば「結婚して家族を作った方がいい」「このくらいの年齢だったらこのくらいは稼いでなくちゃ」「規則正しい生活をすべきだ」etc
って、言ってしまえば「だったらなに?」なんですよね。
別にそうしなくても死なないし。あなたのために生きてないし、って話で。
でも、どこかで潜在的にそう言ったことを気にしてしまう自分がいる。「こうあるべきだ」って。
この「〜べき」思考は、自分を正してくれる理性のように見えながらも、実はかなり厄介な思考の癖だったりするんです。
知らないうちに自分の首を絞めることにもなりかねない。本当は大したことないことでも、時に死活問題に仕立て上げるのがこの「〜べき」思考です。
この本は、そんな思い込みを丁寧にほぐしてくれるんです。
完璧でなくてもいい、そんな自分を許して生きていく。
自分を責めたって、それで調子が上がったり頑張れたりするわけじゃないですからね。結局闇落ちする原因になるだけだから。
自分に心地よいやり方・場所を選んでゆるく楽しく世の中を泳いでいきたい!