【風邪なんてひくものか!】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の37日目
最近、職場で咳き込む人が増えてきた。空気が乾燥してきたせいか、風邪が流行っているのだろうか。ふと、自分のせいかも?と思わなくもないが、どちらにせよ、私は絶対に風邪なんかにかかりたくない。今、ようやくここまで元気を取り戻してきた私にとって、また体調を崩すなんてことは考えたくもないのだ。
もしまた風邪を引いてしまったら、私は元の木阿弥だ。咳き込む日々が戻ってきて、体が重くなる。そして、また1から、子泣きじじいを背負いながらラジオ体操をする羽目になるのだ。そんなの、絶対に嫌だ!あの重さやだるさを、また背負い直すなんて、想像するだけでも背中にじじいが再びしがみついてきそうだ。
最近は体も軽くなり、声も安定してきて、ようやく仕事も楽になってきた。そんなタイミングでまた体調を崩したら、どれだけ辛いことか。あの子泣きじじいはもう私の背中から降りてくれたはずなのに、そんな状態に逆戻りするのは考えたくもない。
だから私は決めた。旅行が終わったら、インフルエンザの予防接種に行くことにしよう。予防接種をしたところで絶対にかからない保証はないけれど、それでも少しでもリスクを減らせるなら、やらない手はない。万全の対策をして、それでももし体調を崩したなら、その時はその時だ。少なくとも、今できる限りのことはやっておこう。
予防接種だけでなく、うがいや手洗い、マスクも欠かさないようにするつもりだ。私はもう、あの子泣きじじいに背中を預けたくないのだ。この冬を無事に乗り越えて、もっと元気になりたいと思っている。そして、そんな決意を持ちながら、私は今日もまたラジオ体操を続ける。
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