見出し画像

【愚痴でしかない】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の16日目

本当に、ラジオ体操を止めてしまおうか…。


ここから先は愚痴になるので、もし愚痴が嫌な人はここで引き返してほしい。読む人も、前向きな言葉を期待しないでほしい。私は今、とにかく辛い。とてつもなく、ラジオ体操が辛いのだ。


「体に鞭を打ってやっている」。この表現がこれほどぴったりな瞬間はないだろう。8時間の仕事を終えて、疲れ切った体で帰宅した後、体力が底をついた状態で5分間のラジオ体操をするというのは、本当にしんどい。まるで、自分に無理矢理動けと命じているような気分だ。


呼吸トレーニングは何とか続けられている。呼吸法は少しずつ体に馴染んできたし、少なくとも息を吸って吐くだけなら、まだ何とかやり通せる。だけど、ラジオ体操は話が違う。これは、本当に辛い。体が重く、動かすたびに筋肉が悲鳴を上げるような感覚がある。普通の人にとっては軽い運動かもしれないが、今の私にとっては、この5分間がまるで地獄のようだ。


それでも、私は心療内科の先生の言葉を信じている。先生が言ったのだから、ラジオ体操を続けることで元気が戻るはずだと信じたい。そう思って、何とか続けているのだ。だが、ここで正直に言ってしまうが、私はまだ何も良くなっている実感がない。もちろん、まだたったの3回しかやっていない。それは分かっている。こんな短い期間で判断するのは早すぎるし、効果がすぐに出るものではないと理解している。


それでも、今私は辛いのだ!


3回目にして、体が既に限界に近づいているように感じる。毎回「これで本当に元気になれるのだろうか?」と疑問が浮かび、心の中では「もうやめてしまおうかな」という声が何度もささやいてくる。それでも、先生を信じているから続けている。ラジオ体操が効果をもたらすと信じているから、私はまだやめないでいるのだ。


でも、正直に言えば、もしこのエッセイを書いていなかったら、私はすでにフェードアウトしていたかもしれない。文章にすることで自分を奮い立たせ、続けている部分がある。ここに書き込んでいなかったら、きっと途中でやめてしまっていたかもしれない。


そして、毎日が葛藤だ。体は休みたいと叫んでいるが、頭では「続けなきゃ、元気になるためには続けるしかない」と言い聞かせている。だからこそ、このエッセイを書くことで、自分を何とか奮い立たせ、次の一歩を踏み出しているのだ。


ラジオ体操がこんなに辛いとは思わなかった。それでも、私はまだ諦めてはいない。続ければ、いつかは結果が出ると信じている。だけど、今のこの辛さは、どうしても書かずにはいられなかった。愚痴だとわかっていても、この思いをここに書き残しておくことで、少しでも気持ちを整理できればと思う。


私はこれからも、ラジオ体操を続けるつもりだ。信じているからこそ、今の辛さを乗り越えたい。でも、正直に言って、もしこのエッセイがなかったら、続けることが難しかったかもしれない。それだけ今は辛い。だからこそ、この場所に思いを吐き出しながら、何とか続けていこうと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?