【再び心療内科へ!】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の28日目
今日は心療内科の日だった。なんと、この日が、私がこの日記を書き始めるきっかけとなった日から初めての診療の日だった。
診察室に入ると、私はすぐに先生に洗いざらいすべてを話した。ラジオ体操を処方されたことがどれほどショックだったか、そして、そのショックがきっかけでnoteに「病院に助けを求めたらラジオ体操を処方された女」という日記を書き始めたこと。
先生は、私の話を苦笑しながら黙って聞いていた。どこか申し訳なさそうな表情を浮かべつつも、頷いてくれていた。
一通り話を終えると、先生は少し困ったような顔をして「そうですか…。当時、私に何と言って欲しかったですか?」と、笑みを浮かべながら質問してきた。その瞬間、私は素直に思っていたことを口にした。「どうかはわからないですが、弱ってるところに鞭打って負荷をかけなければならないのかと、正直、望みを絶たれた気持ちでした」と。
その言葉に、先生は苦笑を浮かべたまま「まあ、そういうことですねぇ」と、軽く同意してくれた。先生は私の解釈が間違っていないことを認めつつも、どこか軽やかに受け流しているようにも感じた。とはいえ、私はこの先生を信頼している。何度も診察を受けてきたが、この先生は、気軽に薬を処方するタイプではなく、慎重に私の状態を見てくれている。一応信頼している…とは言っても、その信頼は本物だ。
先生は脈診もしているので、今日も私の脈を診てもらった。すると、先生が「前回よりも体力が上がってますよ!」と言ってくれた。その一言で、少しだけホッとした気持ちになった。実感としては、まだまだ体が重くて辛いことが多いけれど、少しずつでも回復しているなら、それを信じて進むしかない。
その先生の言葉を胸に、私は今日もまたイヤイヤながらラジオ体操をするのだ。ラジオ体操が楽しく感じる日なんて来るのだろうか?今はまだ信じられないけれど、それでも体力が上がっていると言われた以上、やめるわけにはいかない。私はまだ元気になりたいと思っている。
「体力が上がっている」というその言葉を信じて、今日もまた少しずつ前に進もうと思う。