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読書「諦める力」為末大
「諦める力」 By:為末大
下記本文抜粋↓
〇諦めたくないから諦めた
〇人間には変えられないことの方が多いだからこそ変えられないままでも戦えるフィールドを探すことが重要これが、戦略だと思っている。
〇せっかくここまでやったんだから」という呪縛
〇「今の人生」の横に走っている「別の人生」がある
〇他者の願望や機体に配慮しすぎていないか
〇人生は有限、限られた生であれば、自分に合うものを出来るだけ早く見つけ出す方がいい。面白そうなものが見つかったとしたら今やっていることをやめて、そちらをやるのは理にかなっている。
〇僕が引退した時の思いを率直に言えば「気がすんだ」である。
〇やめることは、一人に耐えることと関係している。でも、やめてまた新たに何かを始めれば、そこで新たな人とつながることもできる。
〇いままでいた場所で、今までいっしょにいた人たちと会いながら今までの自分ではない存在になろうとすることはとても難しい。
〇日本人は金メダルやノーベル賞といった既存のランキングを非常に好み多くの日本人はあまりにも人から選ばれようとしすぎてはいないか。
〇人生はどれだけ頑張っても「仕方がない」ことがある。でも「仕方がある」こともいくらでも残っている。うにもならないと気づくことで「仕方がある」ことも存在すると気づくと財産になる。
〇別に今やめてもゼロに戻るだけ
〇自分は鹿に生まれたのに、犬の方が人気があるからといって犬になりたいと懸命にがんばったりする。いくら努力しても鹿が犬になることはできない。
〇真剣に諦めることによって「他人の評価」や「自分の願望」で曇った世界が晴れて「なるほどこれが自分なのか」と見えなかったものが見えてくる。
〇諦めるという言葉は、明らめることだ。
【感想文】
物事をやり遂げた方の痛快な本音がみえ、立場が違ってもとても感情移入し何度も大きくうなづきながら読めた。為末さんが 頑張り、努力、し苦悩し、諦め、また奮い立たせ進化したら、後退し それでも頑張るのが自分だと前を向きアスリートとしての「老い」を痛感しそこから見える景色は人生の縮図で人の人生をギュッと凝縮させた感情を見せてもらった。環境を変えてみようとしても踏み出せて、今までの事が無駄になると思うのか潔くそれはそれと手放して もう一つの道を歩き始められるのか自分ではコントロールできない「老い」を認めるのか気づかないふりをしてそのまま歩き続けるのか生きていく上で 誰もが公平に減る時間をどのように使うのか 改めて深く考えさせられ時間は有限で自分の人生は、自分が基準で誰かの期待に応えるためのものではなくやりたくないのなら やめてもいい。何度でも何屋さんにだって気づいた時からやっていい長くやってきたことを やめてもいい諦めるのは、逃げる、割り切ったというようなネガティブな意味と似ているが 諦めるは、その後の人生を明るく明らかにする明らめるともう一つの漢字を使って次のスタートに立つ時に送り出す言葉にしたい。諦めるは、明らめる。しがみついてしまいもう味のないスルメをいつまでもしがんで執着してしまうのは 時間がもったいないそう思うと 諦めるという言葉は次に向かうスタートさせるための言葉であるように思う。これからの私の人生で「諦める」を使うときは「明らめる」の漢字をイメージしよう。
【今回この本を手にしたキッカケ】 大好きな人気ビジネス系ユーチューバーで”マナブさん”がお勧め読書を紹介されていた本の中の一冊でした。元々 この本は読みたくて 予想通り裏切らない、多くの言葉が腑に落ちて 大好きな一冊になりました。最終 付箋がこんなことになってました(笑)
雑~
おもしろかったです!
ご縁に感謝! 本との出会いも一期一会ですね。