半端者
友人の twitter の内容に感化されて。
僕が子供の頃は
今ほどハロウィーンの行事が
浸透していなかった気がするが、
小学校低学年の頃に通っていた英会話教室では
ハロウィーンの近くになると
仮装していく日があって、
当時は一般的に黒かったゴミ袋を
目の位置の所だけ切り取って
頭から被って向かう
という行動に出てはみたものの、
教室に着く頃には
ゴミ袋特有のいやな臭いで
気持ちが悪くなってしまって、
その日のレッスンは何をやっていたのか
ほぼ記憶がないという
そんなことを思い出したのだ。
その英会話教室と同時期に
書道教室にも通っていた。
2つの習い事は
自分からやりたいと親に進言したものではあるが、
2つとも先生との折り合いが悪く
僕自身が飽きてしまったのもあって
3年もったか、もたなかったか。
小学生の頃は
「Oくんの習字、また飾られていたよ」
なんていう風に友だちが教えてくれて、
その現場に足を運ぶと
習字の紙の右上には
金色のテープのようなものが貼られてあって、
心の中では
「また金賞か、、」
と思ったものである。
と言うのは、
その展示されている所のすぐ近くには
紙の右上に赤いテープが貼り付けてある
『特選』(金賞の上)
のコーナーがあって、
そこには決まって
3コ年上の姉の作品が飾られているのであった。
僕の姉は
今でこそ女子特有の丸っこい字で
適当に書きなぐっている感じではあるが、
当時は僕よりはるかに字が上手かった。
(3コ年上ではあるが、
到底勝てない空気を感じ取っていたのだ)
ちなみに彼女の息子は現在、
展示場で悔しい思いをしていた
当時の僕と同じくらいの年齢であるが、
やはり僕より字は上手く
素質は上なのである。
小学生の半ば以降、
学校の廊下に面してある壁に
「誰々の作品がいいと思いますか」
という先生からの投げかけに対して
みんなから票をもらって
何かの作品が飾られることがあったりしたけれど、
これはわりと組織的に得票したケースであり
(仲のいい友達が投票してくれるやつ)
僕自身は内心で
「あいつの作品の方が上手なんだよな、、」
とよく思ったものである。
勉強も絵画も物づくりも
全然大したことはなく、
その後の中学校に進学してからも
いくらでも上はいるのであった。
90年代に活躍した
globe の『FACE』より
「平凡でとがった ところもない
こんな毎日じゃ はじけようもないじゃない」
という歌詞をいまだに引きずりつつ、
中途半端過ぎて
いやになることも多い日々。
自分がいまできることを
こつこつ続けていくしかないのかな。
友人の twitter 内容に触発されてから
ただのグチになってしまった気がするが、、
いつかのバラ色の日々を目がけて、
今週末もスタートを切るのであった。
以上
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