ファンタジアンを始めてみた
坂口博信・・FFシリーズの生みの親。茨城県水戸市出身。通称ヒゲ。古くからのゲームファンなら知らない人はいない。
そんな氏の最新作にして、引退作(のつもりだったらしい)。Apple arcadeという月600円で利用できるAppleのゲームサービスの一つとして昨年リリースされたRPG。
スマホゲームのRPGってバトルと育成、パーティー編成のみで、後はストーリーという名の紙芝居をひたすら繰り返して、バトルを延々と続けてキャラガチャで目当てのキャラをゲットして、後はまたひたすらバトルを繰り返すというイメージで、自分としては正直これじゃないと思っていたのだが、
このファンタジアンは紛うことなきRPGである。
具体的にいうと
マップがあってキャラを自由に動かせる!
ドラクエから始まったRPG文化に慣れ親しんだ自分としては、やっぱりマップを探索して、人と会話して、宝箱をみつけて、敵にエンカウントして、バトルして、レベルを上げて、ボスをたおして・・
これだけで・・これだけでもう涙が出てくるほど嬉しい。
上記のスマホRPGがなぜマップをなくして、探索を省きほぼバトルと育成オンリーの仕様になったのか。
スマホのタッチパネル式の操作性でマップを自由に探索させるのはあまりにもストレスが溜まると判断したのか。
そもそも、ユーザーがもう探索を望んでいないのかもしれない。FF本編も徐々にマップを簡略化させる進化を辿ってきた。
いっそのことマップなんていらないじゃん。バトルを編成と育成だけていいじゃん!デバッグも楽になるし。大体マップ作るの大変なんだよ!
・・わかります。なぜこうなってしまったのか。
なんとなくだけどわかります。
でもやっぱり!
ファンタジアンをちょっとやって思った。
やっぱりRPGはこうでなきゃ!
親父ゲーマーの戯言と聞き流してもらってかまわない。
今さらコマンド式のバトルなんて古臭いとか言うなよ。キャラの会話のテキストがもう昔のFFの匂いを見事に醸し出してて、タイムスリップした感覚にすら襲われましたよ。
このゲームは絶対にクリアしよう、と思った。