大学生×棚田 六ノ里棚田を育む水を探す
東海学院大学管理栄養学科の棚田プロジェクトチームの4年生です。
今日は38℃もある暑い岐阜県各務原市から北へ車で2時間の岐阜県郡上市白鳥の六ノ里棚田にみんなで作業に来ました。
棚田も暑い・・・夏ですね
山間にある棚田はきっと涼しいのだろうと期待して来ましたが、棚田も暑い・・・35℃もあります。前回棚田の草取り作業をしたので、今回はそんなに雑草もなく、イラストもきれいに見えます!今が一番の見ごろですね。
おいしい六の里棚田米を育む水を探そう!!
田植えをした六ノ里棚田で育つおいしい六の里棚田米!
おいしさの秘密を地域の方に伺ったところ「きれいな水」だと教えていただきました。そこでみんなでおいしい六の里棚田米を育む「水」を探してみようということになりました。
岩から染み出る水と白尾山の雪解け水が育む六の里棚田米
六ノ里棚田は、白山信仰の白山とも関係のある信仰の山である白尾山の麓にひらけた集落です。白山の一連の山々の尾なので、白尾山と名付けられたそうです。
六ノ里棚田より上へ登っていくと、白尾白山大権現が祀られている栃洞白山神社がありました。領地内で最も高い山ということで、歴代の領主の代参があったと地元の方が教えてくださいました。
深かった雪が解け白尾山からの豊かな雪解け水と岩から湧きでる水を発見!!このきれいな水が六ノ里棚田に満たされ、おいしい六の里棚田米を育んでいるのですね!
なんとワサビ栽培からクレソン栽培へ!
きれいな湧き水を活かして、昔はワサビ栽培を行っていたと地域の方が教えてくださいました。今はなんとクレソンの栽培!
時代に合わせて栽培を行っていることに驚きました。
六ノ里棚田の奥深い魅力と歴史をあらためて考えていきたい
私達プロジェクトチームのメンバーは、六ノ里棚田や六ノ里棚田の地域の方々との関わりを通して、多くのことを学ばせていただいています。六ノ里棚田の奥深い魅力と先人の知恵、歴史を自分たちなりにこれからも探してみたいと思います。