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no.2-2 何から始めるか?大切なこと・・・その2ndステップ

みなさん、こんにちは!
今日から7月になりました、新型コロナは収束の目途が立たず日常が否応なしに変幻する中で、人や物の”現実に在る姿”が露わになっている気がしています。

そこで、今回はステップアップのプロセス=「ダイアログ戦略」に入る前に、この”現実に在る実相”にスポットライトを当てます!

※以下の記述は必ずしも定説ではありません。

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1.現実、「日常」で起きていること
日常生活の質は、あなたが”選択の結果、手に入れた”と言えますか? 
実は、日常的な出来事への対応の多くは、無意識に為されているのです!
これは、周りの人達も皆同じであり、科学的には判断をしている気がするだけなのが現実です。

現実、人の日常は自動操縦されている
同じ人達と同じ行動を繰り返す日常は、本人が自覚しない自己中心性を産み出します。

繰り返される体験の思考モデルは、運動(自転車に乗る)と同じ原理で小脳に転写され、同じ体験(見る、聴く、感じる)が起きると同じ思考モデルが再現されます。そして、意識する前に、再現された考えがスラスラと浮かんできて反応するのです。
新しい体験が起きない限り、繰返しのサイクルに入り、本人も含み周りが望んでいた変化は起きない可能性が高いのです。
言ってみれば、データ(記憶)が差分更新される仕組み(視床プロセス)があり、データの差分がないと”そのまま”ということになります。

つまり
常日頃、みなさんの日常生活にある”人と人との関係性”の多くは、繰り返される自動反応の積み重ねである可能性が高いということです。
そうすると、そこには意外と根深い問題は存在しない可能性もあります。
ちょっとした、いつもと違うTPOの”演出”で、相互に「えっ、そうだったんだ」を共有できる可能性があるのです。

コーチングやカウンセリングは、そんな”気づきの支援”を行っています。

こんな風に見ると、変化を起こせるツボもみえてきますね^^


2.今、「非日常」の扉を開き自分の意識をとりもどそう!
「私(あなた)をどこかへ連れてって」・・・どこへ?? =TPOの演出

そうですね、取り敢えず、これはどうでしょうか?
自宅でも事務所でもいいのですが、部屋の角、隅っこに立って部屋の空間域を感じてみてください・・・^^

こんな些細なことでも、新たな体験の思考モデル構築のスイッチが入ります。
(深呼吸をすると意識が変わる:意識の発生には約3秒かかると言われています、息を吸って吐く時間に相当します)

(1)日常にない出来事で新たな状況を作る
想定外の事件が起きて、事件解決のための目標が明確であると、最高のチームができることがよくあります!

十数年前、損保業界を揺るがす大事件が発生した時の思い出・・・
普段、まとまりのない消極的なメンバーが、スイッチが入ったように自律的に役割を分担し休暇も返上して、全員で対応してくれたたんです。
自動操縦から脱却できたんですね!打ち上げで揃った笑顔が最高だったし、組織が生まれ変わりました。

しかし、想定外の事件を待つわけにはいきませんね^^;
ルーティンワークから一旦抜け出てみる!それも皆でしてみませんか!

自動反応から抜け出るポイントは、『1つは、皆が共通して「興味」をもつ題材があること。2つは、一人一人が、本を読むでもいい、いろんな体験、知識に触れていること、そして3つは、思いを共有できる関係性』の組み合わせだと思います。

そして、これを動かすキーは、3つめの「思いを共有できる関係性」です。

これは
「信頼関係をつくる(循環する)」です。
そうです!何ごとも、これが前提ですよね。

更にここには、人類史の節目の場面で気付きを手に入れた先達が、我々子孫へ伝承してきた”法則”があります。
それには、驚くほどのエネルギーがあり、「なるほど、そうだよね」「ならば、こうしよう」を起こします!
自分がこれから作る体験に乗せることができると面白いことが起き続けます。
(参考資料)ダイジェストは「ヒーローズジャーニー神話の法則」詳しくは「物語りの法則 ASCII

(2)みんなと共同して拡げる
前回のこのくだり・・・
その”意味”を知り、変化に臨む”意図”をもって始めれば、「新しい X 」が動き出します。
個人と個人の繋がりから始まり、チームそして組織へ拡がります!

一人で出来ることは限られます・・・どうしたらいいの?
苦手!面倒くさい!ということもあります。

でも、「これは自動進行します!」であったらどうでしょう?
”場”を作るです!
人が(皆が)生きる上で大切にしていること(生存本能的)を実践するメソッドを知り動かす(行動)ことです。
自分にとって価値があると”感じたら(思ったらではない)”、自動的に次の展開が思い浮かび(予期)、自分の体験(知識)に当てはめることを始めるのです(伝達の促進)。
この場が存在するところでは、”文化的な進化”が進行し、おそらく、リーダーシップの在り方も変わるはずです。

この「新しい X 」は、文化の伝播や情報伝達の単位となるミーム(meme)を指します。
遺伝子の類推から生まれた概念であり、組織の文化を形成し進化させます。
詳細の解説は、ウィキペディア(Wikipedia)を参照ください。

組織の文化を形成し進化させるミームは、「模倣」によって個人-チーム-組織と受け渡され進化(複製・伝達・変異)してゆきます。
伝播、進化するミームの視点となるのは”心のプログラム”であり、生存欲求から始まる欲求5段階(マズロー)が発火点になります。
これは、乳幼児から幼児の世界でもよく観察され、みなさんも自分あるいはお子様で体験されてきていることです。

そのプラットフォームが、関係性の質を上げるダイアログ戦略 であり、次回より新しい資料を加えてご紹介いたします。

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