読書リハビリ:めしとまち 26
本当に申し訳ないと思っている。
文學界を定期購読して、解体してなどと言っているのに、noteに文學界のアカウントが存在することをつい最近まで知らなかった。
これは誠に申し訳ない。
先日解体する文芸誌を増やせば、解体する機会が増えるのではと思い、有名文芸誌のTwitterアカウントをフォローしてみることにした。
そこで何か気になるものがあれば購入して、読んでみて気に入ったら解体して保存しようと思ったのです。
そんな折に文學界のnoteが存在することを知りました。
文學界のnote
これ宣伝のみならず、作品によっては全文公開もしているので、これは非常に便利なものであります。
そんなわけで6月号の「めしとまち」が公開されておりました。
めしとまち
本文があれば、もうぼくの感想は蛇足でしかないのですが。
ボブ・ディラン、何度目かの来日。
コロナ禍でキャンセルされたりしたものの、この度無事来日公演が実現し、平民金子もチケットを入手して観覧することに。
公演のある大阪に着き、腹ごなし。
立ち食いのうどん屋に導かれます。
黄麺というのは初めて聞いた。
関東にはないのか、それとも立ち食いに疎いだけなのかはわからない。
立ち食いはたいてい蕎麦と決めてから食券を購入しているので、見逃している可能性は大いにある。反省すべき点だ。
ぼくは音楽が好きだ、趣味と言えるのだが、平民金子におけるボブ・ディラン、または高田渡にあたるような特定のアーティストはいない。
好きなバンドやアーティストはある、が昔のバンドが好きだったりするので、心酔する前に解散していたり、すでにこの世にいないからかもしれない。
そういう意味で、ルー・リードは心酔するに値するくらいには好きだったのだけど、後年何と無く興味を失っていき、亡くなった際にもそこまでのショックを受けなかった。
残念でならない。
これが好きだと言えるものがないのが、非常に残念だ。
せめて、黄麺くらいは知ってから死にたい。
「アバヨ、黄麺をしっててよかったよ。サヨナラ」と、面白くないことを思ってしまったので、自戒を込めて最後に記す。