
YouTubeのチャンネル登録者数が5000人超えて実質的に黒字化したというお話
2024年12月末……
ついにうちのYouTubeチャンネルが実質黒字化しました。
長かったです。
今日はクリスマス・イブでもあって記念すべき日なので、ちょっと過去を振り返っていきたいと思います。
思い返せば、2021年7月からYouTubeを始めて、数多の試行錯誤及び失敗を繰り返して参りました。
ジャンル的にそもそもチャンネル登録者が増えづらい上に、1000人超えてからもろくに収益も出ず、コストだけは継続的にかかっていくという中での動画作成は本当に大変なものでした。
労働時間というコストを一旦度外視させてもらったとしても、総額で70万円ほどの損失が出ていた状態でした。
なお、労働時間を加味してしまうと一生黒字化しないと思われます。
それでもうちの管理人(私の秘書であり動画編集担当)には「辞める」という発想がなく、私が何度も「赤字が続くなら辞めてもいいぞ。てか、辞めようぜ。動画しんどいって」と言っているのに「いや!やる!」と言い続けてここまで続けてまいりました。
なぜかはわかりませんが、管理人自身は動画編集が面白かったそうで、自分に向いていると感じているようです。
ちなみに、私が動画の企画とスクリプト作成をしているのですが、累計約1000本の動画の構成を考え続けるのは地獄でした。
ネタはおそらく無限に生み出せますが、そもそも動画作成にそこまで強い興味がないのと一切利益に繋がらない作業だったのでなかなかのしんどさでした。
うちの管理人が何度も「動画編集技術を磨きたい」と言うから続けられたことですし、それがなければ、私の方が先に折れていたと思います。
そうやって二人三脚で歩んできた3年半でしたが、先日やっとチャンネル登録者も5,000人を超えて、知人の経営者や管理人の知り合いにも認知されるようになってきました。
そして2024年に入って、知人たちから管理人に対する動画制作依頼、動画編集依頼が相次ぎまして、その収益と今までの微々たる広告収入の積み重ねによって、過去の損失をほぼ全額回収し終わりました。
実際のところ、今年の後半に連続して委託してもらった動画制作のお仕事の単価がある程度の値段だったので、一気に回収が進んだ形です。
今月で2024年も終わりですが、やっと12月の収益をもってトントンになります!
新しい機材等を今後調達しない限りは、来年1月からの収益は黒字収益となるはずです。
もちろん動画作成業務は管理人に対する依頼なので私には1円も入ってこない案件が多いですが、二人の収益の合計で考えているので、私としては実質黒字化だなと思っています。
さて、ここで少しYouTubeを始める前の話をさせてもらうと、私としては、管理人に何かしらの専門分野を持ってもらいたくて、今まで様々な学問分野に挑戦させてきました。
今後彼女がどう生きていくかわかりませんが、私の方が先に死ぬ可能性が高いので、何かしらの生きる術を身に着けておいてほしかったのです。
この子はすでに親を片方亡くしているので、一人でも生きていける大人に育ててあげないと危ないのです。
最初は王道の日商簿記から始めて、次にFP、最終的に法学などをさせてはみたものの、いずれもピンと来なかったようで、夢中になってやるという感じではありませんでした。
基礎的な資格自体は取るのですが、その後も学び続けるというモチベーションが湧かなかったようです。
これは向いてない証拠です。
そこで、管理人に対して「小さいときから好きだったものを極めてみたら?」という話をして、以下の3つの候補が出てきました。
お絵かき
ピアノ
犬
いずれもビジネスにするのが極めて難しい分野だなと感じてはいたのですが、本人が好きなことをさせるのが一番だと思って、ひとまずお絵かきをコンテンツ化するために、デジタルでキャラクターを描くことと、動画編集を提案しました。
管理人も乗り気だったので、ひとまず編集用PCや編集ソフト、ペンタブなどの機材を揃えました。
今思えば、あれが私達のYouTubeの始まりのようなものです。
その後、しろくま、パンダ、犬という3匹のキャラクターが登場するチャンネルとして200本以上の動画を作成しました。
全く人気も出ず、全くバズりもせず、ただただ作業工数だけがかかるという状態でしたが、管理人は楽しんでいるように見えました。
そして今に至ります。
私としては、よくこんな地味な活動を3年半も続けたなと感心しています。
動画編集って本当に地味でつまらない作業なので、これだけの期間ほぼ毎日続けるのは実は凄いことなのです。
しかもそれでお金を稼げるようになるとは……
彼女が動画編集にかけた時間は、3年間で3,000時間を超えるくらいだと思います。
何かの技能でお金を稼げるようになるためには、それくらいの時間が必要なのでしょう。
案件受注は運の要素もだいぶ大きいですが、運を掴むためにも基礎となる技術が必須だと思うので、彼女のこれまでの努力が報われたということだと考えています。
素晴らしい成果です。
管理人は本業の仕事が別であるので、その収入に追加される形で動画制作の副業収入が入ることになります。
おそらく2025年は月5~10万円程度の副収入になるはずで、本業の年収と合わせると専門卒の女性としては十分な所得になるでしょう。
きちんと確定申告をさせて、納税させたいと思います。
ということで、勉強過程には紆余曲折ありましたが、これでやっと管理人も一人前の大人になったような気がします。
めでたしめでたしです。
これからも時間があるときにYouTube動画を作っていく予定なので、温かい目で見守ってやってください。
そして、古くから見守ってくれている視聴者の皆さん、noteメンバーの皆さんいつもありがとうございます。