なぜ友達なのかわからない(2)
おめでたの友人はピザ屋さんにはきませんでした。
彼女から言われたのは数年後でした。
後に私も出産し、お下がりの服を渡したいとのことで、
数年後にランチをした時に言われました。
彼女が私に打ち明けてくれました。
「kissaちゃんに言うのは、kissaちゃんは悪くないけれど、
でもやっぱりとても傷ついたので、やっぱり聞いてほしくて、、
あの運動サークルの時に、kissaちゃんの学生時代のおともだち来てたでしょ?
なんであんな人がkissaちゃんの友達なのかなとずっと思っていてね。」
その間、私も相槌をうちながら聞き続けました。
「実はね、あの時、私達見学してたでしょ。
その時に、何ヶ月ですか?って聞かれたの。
6ヶ月ですと言ったらね、
笑いながら言ってきたの。
”え!臨月かと思ったわ!ププツ!!”
って。
確かに体重は多いよ。でも初対面の人にそんな態度とる?」
と、彼女は打ち明けてくれました。
と同時に、Sへの怒りと、
その友人に申し訳ない気持ちと罪悪感でいっぱいになりました。
酷い。酷すぎます。
体型を馬鹿にした笑い。
私も実は体重が多かったので、よく馬鹿にされていました。
学生時代、Sが食べてーと言いながらこちらにお皿を寄せてきた
Sの頼んだ料理の残り物も食べていました。
それにしても、酷い。
そのことを聞いて、何かが崩れ始めました。
このこと以前に我慢していたことがたくさんありました。
この友人の言葉がきっかけになりました。
Sは当時5ヶ月だったので、クラスメイトの子と同学年になります。
私はその時点では、Sが妊娠中だったのは知らされていなかったので、
自分が妊婦であったので、妊婦さんであるクラスメイトに
見学中に話しかけたのでしょう。
同じ女性として、人として言ってはいけないことであり、
そのような態度を取るとは、本当に性悪女だと思います。
そしてクラスメイトの友人は、
「なんであんな人がkissaちゃんのおともだちなのかわからない!
なんで?本当に仲が良かったの?
kissaちゃんもそういう考えを持っているの?
話が合うの?」
そう問われました。
どう答えたのか全部は覚えていないのですが、
ひたすら謝っていたと思います。
学生時代はそんな子じゃなかったと、
当時は板ばさみのような気持ちが勝っていたかもしれませんが、
縁を切った今なら、はっきりと言えたのに。
Sの友人と私が席が近かったので仲良くなり、
その後徐々に一緒に行動を共にする友人が集まったので、
Sと特別仲が良かったわけではなかった。
ただ、地元が近所で、結婚した時期も同じ、他の友人たちは県外に行ってしまったので、
たまたま卒業後も付き合いを続けていただけ。
卒業旅行だって一緒に行ってないし。
何年も会っていなくても、もっと仲の良い気の合う子はいた。
言い訳ですね。
その時にきちんとSに言うべきでしたが、
言う勇気がありませんでした。
言っていたらどうなっていただろう。
きっと笑いながら、
「だってさ~」
なんて自分の意見が正しいと思っている人なので曲げないと思います。
その後、もっと酷いことをしているのに、そこを指摘すると
それでも自分が正しいと言い、後に縁を切ることになるのですから。
もうだいぶ前に縁を切る友人だったのかもしれません。
サークルの話に戻りまして、Sがこれからも来るようなら、行きたくないと言ってきたメンバーも数人いました。
でも次第に就職が決まったり、出産育児に専念する為、
サークルも自然消滅のようになっていきました。
実は、クラスメイトの中の、あるフレネミーの子に、このサークルがのっとられて、
彼女によって潰されてしまいましたが、
そのフレネミーの子は、私のようになりたかったんじゃないのと、
共通の友人も呆れながら話してくれたので、さっさと疎遠にしました。
私だけではなく、みんなから総スカン喰らったのがわかったので、
スカッとしました。
ママ友の件もこうだったらよかったのですがね。
フレネミーの子からはしばらく電話のストーカー攻撃に遭いました。
私には強く言うわりには、誰も相手にしてくれる人がいなくなって、
私にしか連絡とれなかったのでしょう。
やはり、彼女の”kissaちゃんよりも自分のほうがまとめ役に向いている”という言動から
サークルのリーダーになりたかったようで、
私も転職が決まり、サークルから去った後に、
勝手にフレネミーの子がまとめ役を引き継いだとみんなに言っていたようですが、
私が去ると同時に、殆どのメンバーも去り、
3人だけ残っていたそうです。
インストラクターをしてくれた男の子も就職が決まったことで、
結局そのサークルはフレネミーの子が連絡係になって3回ほどで消滅したそうですが、
最後まで残っていた男性と女性がいたのですが、
かなりフレネミーの子の暴君ぶりが酷かったようで、愚痴を言っていました。
Sの話に戻りますが、酷いことを言われた妊婦さんの友人とは、
ありがたいことに、今も連絡を取り合っています。
Sと縁を切ったことはまだ伝えていませんが。